前回の記事では、オーディション経験者さんに聞いた「オーディションの心得」についてご紹介しました。
今回は、シリーズ最終章、実際にやってしまった「オーディションでの失敗談編」です。
また、記事の最後にはオーディションの審査員の方達へのプチインタビューもお届けします!
【就活にも役立つ!?声優の卵が語る!オーディションのリアル体験談まとめシリーズ】
就活にも役立つ!?声優の卵が語る!オーディションのリアル体験談まとめ~準備するべきもの・こと編~
就活にも役立つ!?声優の卵が語る!オーディションのリアル体験談まとめ~あるある編~
就活にも役立つ!?声優の卵が語る!オーディションのリアル体験談まとめ~心得編~
オーディションでの失敗談

オーディション中に起こった失敗談
・緊張で頭が真っ白になった時にテンションが下がってしまい元気がなくなってしまった。
→緊張しすぎたり、自己PRや実演が上手くいかないとテンションが下がって表情も硬くなりがちですが、思ったよりもそれが相手に伝わってしまいます。
どんなことになっても元気と笑顔と大きな声だけは忘れずに!
・自分が触れてきたジャンルが少なすぎてイメージの幅が狭くなっていた。もっと色々なジャンルのものを見聞きしておけばよかった。
→自分が持っているキャラクターやジャンルの引き出しが多ければ多いほど、要求されたものに対してすぐに応えることができますので、普段から沢山の作品に触れるようにしましょう!
・オーディション中に携帯が鳴ってしまった
→他の参加者にも迷惑がかかり、審査員の印象も悪くなるので電源は必ず切りましょう!
・ナレーション審査で自分の前の順番の人がみんな同じアクセントで読んでいたのでそれを真似したら間違っていた。・その場で調べ物をしようとしたが電波がなくてネットが開けなかった。
→調べ物は必ず自分自身で事前に行っておきましょう
服装・見た目に関する失敗談
・パフォーマンス中ポケットから物を取り出す時、糸くずが一緒に飛び出てしまい見栄えや印象が良くなかった
→服装は見えている部分だけでなく、背中など見えない部分も隅々までチェックしましょう。
・土足のオーディション会場・事務所かと思ったら土足厳禁で、そんな時に限って靴下に穴が空いていたり、服装と合わない変な柄の靴下を履いてしまっていた。
→靴は会場によって脱ぐ脱がないがわからないので、靴下も靴も綺麗なものにしましょう。
・自己PRでバク転を披露したら、靴紐がしっかり結べておらず靴が飛んで行ってしまった。
→自己PRで動きのあるものを披露する場合は動きやすい靴を履いていくか持っていきましょう。
・髪の毛のケアをしておけばよかった(アホ毛など)
→髪の毛が整っているかどうかで印象が大きく変わりますので、鏡・クシ・ヘアケア用品は持ち物に入れておくと便利です!
季節に関する失敗談

・冬の寒い日、待ち時間が長くて体が冷えてしまい声が出しにくくなってしまった
・暑い日い会場にいったらあまりエアコンが聞いておらず汗だくのままオーディションを受けてしまった
→夏は制汗剤や冷却グッズ、冬はマフラーや温かい飲み物で対策!季節に合わせたコンディション対策を考えましょう。
・鼻炎の薬で喉が乾燥しすぎた
→特に花粉症の季節になると薬の効きすぎで眠気や喉の乾燥に襲われる人も多いと思います。なるべく眠くなりにくい、乾燥しにくいものを選んだり、量を調整したりして対策しましょう。漢方もオススメです!
その他の失敗談
・書類審査の際、必要記載事項を箇条書きで書いてメールで送ったら、「普通は履歴書用紙に書いてデータで送るものだ」と注意を受けたことがあった。
→応募方法は必ず確認しましょう!どうしてもわからない場合は担当者の方に確認しましょう。
・悪質なオーディションに引っかかってしまった
→ギャラは発生せずチケットやドラマCDノルマが発生する、作品を買い取って売りさばけと言われる、多額のレッスン費が発生する等のオーディションは非常に多いです。受ける前に安全かどうかしっかりリサーチしましょう!もし受けてしまったとしても危険だと思ったら迷わず辞退しましょう。
・パソコンによって台本や映像のデータが開けない、見づらいものがあった
→自分の持っている機材によってはどうしても起きてしまうアクシデントです。自分で対処できない場合は、そのままにせず必ず先方に連絡しましょう。
オーディション審査員さん達へのプチインタビュー

ここからは、これまで何百人ものオーディション審査をしてきた音響監督さんや業界関係者さんへのプチインタビューをお届けします!
業界関係者さんへのインタビュー
Q.オーディションに来る人で、こういう人が多いなという印象はありますか?
A.来る人はみんな上手だと思います。ですが、その分上手い芝居だけで勝負するとみんな同じようになるので勝てません。自分の個性・持ち味を活かして審査員の印象に残るようにするのが大事です。ローテーションで何人も何人も見ていく中で、何人も前の子だけど印象が強い子はどの審査員もずっと覚えています。ただし、好き勝手やるのではなくキャラクターや作品に沿った個性という意味です。
あとは上手くやってやろうと思わないこと!みんな上手いので!
Q.声優を決定する一番の要因はなんですか?
A.要因は色々ありますが、1番は「キャラクターに合っているかどうか」です。
ちびまる子ちゃんの声優であるTARAKOさんも、原作者のさくらももこさんに声が似ていたから決定したという有名なエピソードがあります。
そもそもオーディションは何万分の1の勝負なので落ちるのが当たり前!実力があっても落ちる時は落ちます。なのでオーディションに落ちたとしても「この役とは合っていなかった」と考えて次に進むことが大切です。
音響監督さんへのインタビュー
Q.自己PRを見ていてよく思うことはありますか?
A.自己PRや質問に対して話す内容を作って喋っているなと思う人はいます。例えば同じこと質問されたら100回同じこと言えるよね、というようなテンプレート的な会話。こちらは作られたものを見せられるより、その人自身を見たい、言葉を聞きたいので、エピソードトークを交えながらなるべく自分の言葉で喋れるようにした方がいいと思います。
Q.オーディションでよく見る失敗はありますか?
A.テープオーディションの際、送られてくるボイスサンプルと作品が合ってないということがよくあります。例えば、外画作品なのにアニメっぽい喋り方のボイスサンプルだったり、逆にアニメ作品なのに外画っぽい喋り方だったり。オーディション作品がどんなものなのかしっかり考えてほしいなと思います。
まとめ
全4回にわたり、声優オーディションの「あるある」「準備」「心得」「失敗談」をお届けしてきました。
「限られた時間で自分という人間を伝え、印象を残す」という意味では、オーディションも企業就活の面接も本質はまったく同じです。
事前リサーチや第一印象の重要性、テンプレートではない自分の言葉で語ること、そして失敗を恐れず次に活かす姿勢——。今回ご紹介した経験者たちのリアルな体験談や審査員の言葉には、面接や選考を突破するためのヒントが凝縮されています。
選考で自分らしさを100%発揮し、憧れの業界や企業への扉を開くための実践的なロードマップとして、ぜひ本シリーズのノウハウを繰り返し参考にしてみてください!
