【大学お笑い出身芸人まとめ】なぜ今増えてる?ブレイク芸人と人気の理由をお笑い好きADが解説!

今バラエティや賞レースを席巻する「大学お笑い出身芸人」を徹底解説!ラランド、令和ロマン、友田オレ、無尽蔵らの活躍から、大学お笑いの仕組みやブレイクの背景、場慣れ感と高学歴を活かしたネタの魅力、お笑い好きAD視点で見るテレビ業界での起用理由まで紐解きます。


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最近の若手芸人の紹介文の中で、「大学お笑い出身」という肩書をよく耳にしますよね。
実際に賞レースやバラエティで活躍している芸人も多く、ある種のブームになっているように感じます。
この記事では、何故大学お笑い出身芸人がブームになっているのか、そもそも大学お笑いとは何かについて、お笑いファンのADが紹介します!

大学お笑い出身とは?

”大学お笑い”とは実際何を指しているのでしょうか?
主に、各大学のサークル、大会など、大学生時代からお笑いに関わる活動をしていた人のことを指します。
一般的に芸人になるには養成所に通うことから始める人が多いですが、養成所では技術を習うことがメインな一方、大学お笑いでは主にステージやサークル内のネタ見せなど実戦的な場数を踏むことで経験を積みます。

大学お笑い出身のブレイク芸人まとめ

①ラランド

・出身大学(サークル):上智大学(Sophia Comedy Society(SCS))
・芸風:サーヤさんの突飛なボケ、巻き込まれるニシダさんのツッコミなどトーク中と立場が逆転している点が魅力
・何故注目されているのか:お二人が注目されている理由に、企画力の高さが挙げられます。公式YouTubeはチャンネル登録者数が150万人を越え、再生数も毎回50万回を越えています。
他のチャンネルがやっている企画でも新しいワードを生み出したり、新しい流行を作り出すことに長けており、常に注目されていますね。
サーヤさんは大学時代から複数のコンビ(トリオ)を組んでおり、そのコンビが軒並み大会で優勝するほどの実力者で、ラランドはニシダさんからサーヤさんへの熱烈なアピールで組まれたようです。
大学時代から注目され、そのままプロになってからも活躍している、現在の大学お笑いブームの先駆けのようなコンビですね。

 

②真空ジェシカ

川北茂登
・出身大学(サークル):慶應義塾大学(お笑い道場O-keis)
ガク
・出身大学(サークル):青山学院大学(ナショグルお笑い愛好会)
・芸風:川北さんの表現する世界にガクさんが巻き込まれていくような漫才の芸風。
・何故注目されているのか:M-1グランプリ2021を機に注目されブレイクしたコンビ。現在に至るまで4回連続で決勝戦に出場しています。とにかく破天荒な川北さんの言動が注目されますが、実はガクさんも相当な変人という側面も魅力です。
賞レースでの活躍だけでなく、ラジオでも注目され、コアなファンが多くいることも特徴です。一見突飛な発言だけが取り上げられがちですが、お笑いへの熱意が垣間見える瞬間など、ギャップが人気や注目を呼んでいると感じます。

 

③令和ロマン

髙比良くるま(フリー)
・出身大学(サークル):
慶應義塾大学(お笑い道場O-keis)
松井ケムリ(吉本興業)
・出身大学(サークル):
慶應義塾大学(お笑い道場O-keis)
・芸風:くるまさんの豊富な語彙を用いた早口ボケ、ケムリさんのある種気の抜けた友達のようなツッコミなど親近感のある漫才
・何故注目されているのか:令和ロマンの二人が注目されている理由として、それぞれが自分の魅せ方を把握している点が挙げられると感じます。
メディアでも、出る番組を吟味している旨の発言があり、各々が自分の向いている仕事をしているからこそ良さが前面に見えてくるのだと感じます。

④友田オレ

・出身大学(サークル):早稲田大学(お笑い工房LUDO)
・芸風:ピン芸人。歌を用いたフリップネタ
・何故注目されているのか:ピン芸人としてR-1グランプリに2023年から出場し、2025年には初の決勝進出を果たしました。さらに、21世紀生まれで初のファイナリストにもなっています。
それだけでも快挙ですが、決勝では7票中5票の審査員票を獲得し見事優勝。
史上最年少優勝記録を更新したほか、史上最短芸歴での優勝も達成しました。
大学卒業後すぐに様々な記録を打ち立てており、注目されています。
また、歌ネタで披露される歌唱力も話題となっており、音楽活動も行っていることから、幅広い分野での活躍が期待されています!

 

⑤無尽蔵

野尻 
・出身大学(サークル):
東京大学(東京大学落語研究会)
やまざわ
・出身大学(サークル):東京大学(東京大学落語研究会)

・芸風:もしもの設定などを活かしたコント漫才
・何故注目されているのか:お二人の魅力はラジオの面白さだと思います。
とにかくテンポが良く、軽やかで理知的な会話が話題を呼び、お笑いファンから今注目されています。
昨年のM-1グランプリ2025でも準々決勝に進出するなど目覚ましい活躍を見せています。

 

⑥ナユタ

ホリコシ
・出身大学(サークル):早稲田大学(早稲田大学お笑い工房LUDO)
おのはら
・出身大学(サークル):東京大学(早稲田大学お笑い工房LUDO)
・芸風:大喜利を含んだような漫才
・何故注目されているのか:出身大学が違うものの、同じサークル内で出会ってコンビを組んだ二人です。
コンビを組んですぐにM-1グランプリ準々決勝に進出し、ベストアマチュア賞を受賞しています。
ネタの内容もかなりアカデミックで、現在の大学お笑いを象徴しているように思います。
大学卒業後すぐに吉本興業にスカウトされ、劇場所属を果たしており、今若手で最も注目されているコンビといっても過言ではありません。

なぜ今「大学お笑い出身」が増えているのか?

ここまで大学お笑い出身の芸人を紹介してきましたが、何故今大学お笑い出身芸人が増えているのでしょうか?背景には、以下のような理由があると考えられます。

・“考察ブーム”との相性の良さ
近年は「コスパ」「タイパ」といった考え方が広まり、趣味やコンテンツにも“効率の良さ”や“意味”を求める人が増えています。そうした中で、物事の意図や背景を深掘りする“考察ブーム”が定着しました。

大学お笑い出身の芸人は、言語化能力が高く、共感を得やすいトークを得意とする人も多いため、という点で、現代の視聴者ニーズとマッチしていると考えられます。

・芸人として活動しやすい時代になった
現在は、事務所に所属していなくても出場できる賞レースが多く、学生時代からでも挑戦しやすい環境があります。さらに、SNSで話題になれば一気に注目を集めることも可能です。

また、テレビだけでなく、YouTubeやTikTokなど活動の場が広がっているため、大学生のうちから知名度を上げやすくなっています。

・大学お笑いそのもののレベル向上
近年は大学お笑いサークル自体への注目度も高まっており、それに伴って全体のレベルも向上しています。
学生時代から経験を積める環境が整っていることから、今後さらに大学お笑い出身芸人が活躍していく可能性は高いでしょう。

大学お笑い出身芸人の特徴

大学お笑い出身芸人の特徴として、場慣れしている点が挙げられます。
養成所では技術を習いながら芸人を目指すのに対し、大学お笑いではステージでネタを披露することがメインになります。そのため、何度も人前に出て話す経験がある分、場慣れした状態でデビューしている人が多いです。

また、今売れている大学お笑い芸人=高学歴のようなイメージもあり、高学歴を活かした知的で練られた構造のネタという特徴もあります。
豊富な語彙で分かりやすくかつ面白くトークを繰り広げてくれる姿は、なんとなく遠い存在に感じられる高学歴の芸人に対して親近感が感じられ、それも一つの魅力として注目されているのではないでしょうか。

お笑い好きAD視点で見る“面白さ”

私は、制作の中でもキャスティングに携わってはいなかったので推測になってしまうのですが、制作側から見ての大学お笑い出身芸人を起用したいと考える要因は主に2点あると思います。

1点目は、制作側の意図を汲み取ってもらいやすい(意図以上のものを編み出してくれる)点です。
大学のサークルでは、芸人志望と裏方志望に分かれている場合が多いですが、自主企画のライブなどは全員で作り上げます。その際に企画に関わることも多く、学生時代から制作側に携わっていた経験から、制作側の意図が伝わりやすいと考えます。

2点目は、お笑い以外の番組でも活躍できるという点です。
大学時代の知識や時代を牽引する姿から、バラエティ以外のトーク番組やニュース番組等に出演している芸人も多くいます。
そういった幅の広さから、制作側も「キャスティングしたい!」と思うようになる点があるのではないでしょうか。

まとめ

ここまで大学お笑い出身の芸人について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
お笑いの流行りは常に変わっていきますし、どんどん注目の芸人が出てきますね。
今後ますます増えていく大学お笑い出身芸人を今からチェックしておくと面白いかもしれません!