皆さんは海外映画を見ることはありますか?
映画にはさまざまなジャンルがあり、それぞれに違った魅力があります。
筆者自身はミュージカル系の作品が特に好きです。
今回は、海外映画好きAD目線でジャンル別に、夏休み中におすすめの「押さえておくべき海外映画の名作」を紹介します!
史実、実話もの
実在する歴史や人物をもとに描かれた作品は、当時の背景や人物の生き様を知ることができるのが魅力です。
ボヘミアンラプソディー
2018年公開。アカデミー賞を受賞した名作。
世界的ロックバンド『Queen』のリードボーカル・フレディー・マーキュリーにスポットを当て、結成から映画タイトルの『ボヘミアンラプソディー』制作やライヴエイドまでを描いた作品。この映画では葛藤や絆、恋人との関係、成功の裏にある苦悩など、様々な人生が描かれています。
やはりこの映画の圧巻シーンはライヴエイドじゃないでしょうか?
ちなみに皆さんはQueenの好きな曲はありますか?
42-世界を変えた男-
2013年公開。
終戦直後のメジャーリーグを舞台に、初の黒人選手として活躍したブルックリン・ドジャース(ロサンゼルス・ドジャース)のジャッキーロビンソンの実話を描いた作品です。
当時のアメリカでは人種差別が根強く、野球も白人と黒人でリーグが分かれていました。
そんな中でジャッキー・ロビンソンは差別と戦いながら道を切り開いていきます。
現在では4月19日は『ジャッキー・ロビンソン・デー』とされ、大谷翔平選手や今永昇太投手をはじめメジャーリーグ全選手が背番号42を着用する日として知られています。
現在大谷翔平選手らプレイするメジャーリーグの歴史を見るのに、いい作品ではないでしょうか?
マネーボール
2011年公開。主演はブラッド・ピット。
2002年シーズンのオークランド・アスレチックスを舞台に、データ分析(セイバーメトリクス)を活用してチームを再建していく実話です。
従来の野球の概念を覆す『マネーボール理論』が描かれており、現代のデータ野球の原点とも言える作品です。
ちなみにこの作品には、日本人野手初のメジャーリーガー・イチローも映っているので、見る際は確認をしてみるのもいいかもしれません。
しあわせの隠れ場所
2010年公開。リー・アン・テューイ役のサンドラ・ブロックがアカデミー賞主演女優賞を受賞。
幼い頃に家族と離れ離れになり、ホームレス同然だった少年マイケル・オアーが、ある家族との出会いをきっかけにアメフト選手として成長していく実話です。
人との出会いが人生を大きく変えることを実感できる作品です。
グレイテスト・ショーマン
P・T・バーナムという実在の興行師をモデルにした作品。
挑戦と失敗を繰り返すP・T・バーナムが、個性を持つ人々を集めたショーを成功させるまでの物語で、音楽と映像の完成度が非常に高い作品です。
「成功と欲望」「家族との関係」など、人生観についても考えさせられる内容になっています。
恋愛もの
恋愛映画は、さまざまな形の愛情や人間関係が描かれているのが魅力です。
その中で厳選した恋愛映画を上げてみました。
タイタニック
1997年公開。世界的ヒット作品。アカデミー賞受賞。
1912年の沈没事故を背景に、身分違いの恋を描いた作品です。
実は史実ものと恋愛の両方の要素が入っており、ジャンルに分けるとき、どちらに入れようか迷いましたが、世界中で恋愛映画として認知されているので、やはり恋愛映画に振り分けておきました。
監督はジェームス・キャメロン監督。主演はレオナルド・ディカプリオ(ジャック役)とケイト・ウィンスレット(ローズ役)が務めた。
1912年当時を舞台に映画は制作されており、一つ一つのシーンの美しさをはじめ、ジャックとローズの階級を越えての恋愛模様など見るべきポイントが多くあります。
やはり夕陽を前にジャックとローズが両手を広げて「I’m flying Jack!」というシーンは誰もが憧れるシーンではありませんか?

ラストソング
2010年公開。原作者は恋愛小説のベストセラー作家ニコラス・スパークス。
実はニコラス・スパークスが書いた小説は、映画化するとヒットすることで有名で他にも『君に読む物語』や『最後の初恋』などがあります。
主人公ロニーを演じたのは2023年『Flowers』でグラミー賞を受賞した女優で歌手のマイリーサイラス。
幼い頃に両親が離婚し、父・スティーブと離れて暮らしていたロニーが、ひと夏を父と過ごす物語です。
最初は父に反発していたロニーですが、音楽を通じて少しずつ心を通わせていきます。さらに、海辺で出会った青年との初恋も描かれており、青春映画としての魅力もある作品です。
しかし、その夏が“父と過ごす最後の夏”になることを、ロニーはまだ知りませんでした。
恋愛だけでなく、親子愛や家族の絆、そして音楽が人の心をつなぐ力を感じられる作品になっています。
筆者自身もDVDや配信で何度も見返していますが、そのたびに感動できる作品です。
ロミオ&ジュリエット
『ロミオとジュリエット』は、悲劇と恋愛の両方の要素を持つ名作です。
1996年公開の作品で、セリフは原作『ロミオとジュリエット』をそのまま使用しながら、時代設定を現代のマフィア同士の抗争に置き換えています。
この作品にはレオナルド・ディカプリオが出演しており、『タイタニック』公開前の代表作の一つとしても知られています。
原作同様に切ない恋愛模様が描かれており、結末を知っていても胸が締め付けられるような悲しさを感じる作品です。
ラ・ラ・ランド
「ミュージカル映画では?」と思う方も多いかもしれませんが、恋愛要素も非常に強いため、今回は恋愛映画として紹介します。
特に印象的なのが、高速道路を封鎖して撮影されたオープニング曲『Another Day of Sun』のシーン。圧巻の完成度で、作品を象徴する名場面の一つです。
物語では、エマ・ストーン演じる女優の卵・ミアと、ライアン・ゴズリング演じるジャズピアニスト・セブの恋愛模様が描かれています。
個人的なお気に入りは、ミアとセブが出会う場面で流れる『Mia & Sebastian’s Theme』です。
コメディ系
コメディ映画は笑えるだけでなく、人生の学びが詰まっている作品も多くあります。ここでは、その中でもおすすめの作品を紹介します。

イエスマン ”YES”は人生のパスワード
“コメディ王”ジム・キャリー主演、2008年公開の作品。
主人公の銀行員・カールは、仕事やプライベートの誘いをすべて「NO」と断って生きていました。しかし、友人に誘われて参加したセミナーをきっかけに、何事にも「YES」と答える人生を送るようになります。
すると仕事や恋愛もうまくいき始めますが、「YES」と言い続けたことで思わぬ事態も巻き起こります。
ちなみに劇中で流れるジャーニーの『セパレイト・ウェイズ』は、TBS系列の侍ジャパンテーマソングとしても使われています。
マスク
1994年公開のコメディ映画で、ジム・キャリーを一躍スターダムへ押し上げた代表作です。
普段は気弱な青年・スタンリーが、不思議なマスクをつけることで別人のような力を発揮していく姿が描かれています。
リズミカルな音楽や、ジム・キャリーならではのコミカルな演技も見どころ満載です。
天使にラブ・ソングを・・・
1992年公開の『天使にラブ・ソングを・・・』、
そして1993年公開の『天使にラブ・ソングを2』。
1作目では、クラブ歌手の主人公が殺人現場を目撃し、身を隠すため修道院で生活する中で巻き起こる騒動を描いています。
2作目では、主人公がシスターたちとともに聖フランシス高校で聖歌隊を結成し、コンクールを目指す物語になっています。
『Hail Holy Queen』や『I Will Follow Him』など、ゴスペル風にアレンジされた楽曲も魅力的で、笑いと感動の両方を楽しめる作品です。
2024年には『天使にラブ・ソングを3』の脚本完成も発表されており、続編にも期待が高まっています。
ミュージカル系
ミュージカル映画は、恋愛・コメディ・青春など、さまざまなジャンルの要素が組み合わさるのが魅力です。

ウィキッド ふたりの魔女
2024年にアメリカ、2025年に日本で公開された『オズの魔法使い』シリーズの作品。
アリアナ・グランデとシンシア・エリヴォがダブル主演を務めています。
美しい映像や圧倒的な歌唱シーンが話題となった作品で、実は歌唱シーンはすべて生歌で撮影されています。さらに、映画セットもCGではなく実際に制作されている点が大きな特徴です。
主演の2人が幼少期から『ウィキッド』のファンだったことでも知られています。
2026年3月には続編『ウィキッド 永遠の約束』も公開されています。
インザハイツ
2021年公開のミュージカル映画。アリアナ・グランデも「美しくて完璧」と絶賛した作品です。
ニューヨークのワシントンハイツを舞台に、夢を追いながら生きる4人の若者たちの物語が描かれています。
特に冒頭の500人の群衆で踊るダンスシーンや、重力に逆らって建物の壁で踊る演出は大きな見どころです。
ハイスクールミュージカル
ディズニーオリジナルムービーとして人気を集めたシリーズ作品。
3作目の『ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービー』は映画館でも上映されました。
『グレイテスト・ショーマン』にも出演したザック・エフロンがブレイクするきっかけとなった作品で、2006年公開当時にはサウンドトラックがビルボード1位を獲得するなど、数多くの名曲も生まれました。
ヘアスプレー
2007年公開のミュージカル映画で、こちらにもザック・エフロンが出演しています。
1962年のアメリカ・ボルチモアを舞台に、ダンス好きの少女トレイシーが人気番組『コーニー・コリンズ・ショー』への出演を目指す物語です。
恋愛、コメディ、人種差別問題など、さまざまなテーマが描かれている作品です。
『マンマ・ミーア!』『レ・ミゼラブル』『tick, tick…BOOM!』など、ほかにも押さえておきたいミュージカル映画は数多くあります。
ドキュメンタリー系
ドキュメンタリー作品では、有名人の素顔や、これまで知られていなかった一面を見ることができます。
ディズニープラス『Shohei Ohtani – Beyond the Dream』
2023年にディズニープラスで配信された、大谷翔平選手のドキュメンタリー作品。
エンゼルス時代を中心に、メジャーリーグでスターダムへ駆け上がるまでの道のりが描かれています。
日本語版ナレーションは、ヤンキースで活躍したゴジラこと松井秀喜さんが担当しています。
大谷翔平のスゴさを再認識する作品になっています。
アップルTVプラス『セレーナ・ゴメス:My Mind and Me』
2022年にApple TV+で配信されたドキュメンタリー映画。
セレーナ・ゴメスの6年間に密着し、予想外の転機や苦悩、そして新たな希望を見つけていく姿が描かれています。
同タイトルの楽曲『My Mind and Me』も注目されています。
『マイケル・ジャクソン This is it』
2009年に急逝したマイケル・ジャクソンが、ロンドン公演に向けて行っていたリハーサル映像を基に制作された作品です。
タイトルの『This is it』には「これで最後だ」という意味も込められており、亡くなる直前まで音楽と向き合い続けた姿を見ることができます。
仕事に対する真摯な姿勢や圧倒的なパフォーマンス力を感じられる作品です。
まとめ
今回は押さえておきたいジャンル別の海外映画まとめをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
有名作品やアカデミー賞受賞作など、エンタメ業界に関わるのであれば、話題作をチェックしておくことはとても大切です!
また、映画は、人生に影響を与えたり、新しい価値観やきっかけを与えてくれることもあります。映画好きなら一度は見ておきたい作品を中心に紹介したので、夏休みの時間のある時に是非観てみてください!
