AD採用担当が語る! テレビ業界に向いている人材の特徴3選

テレビ業界に向いている人の特徴を、現役採用担当がお答えします! 採用担当紹介 A「こんにちは!元キー局の情報番組ディレクター。現在はADさんの新卒・中途採用をしつつ、入社したADさんのキャリアマネージャーもしている人事部...


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テレビ業界に向いている人の特徴を、現役採用担当がお答えします!

採用担当紹介

A「こんにちは!元キー局の情報番組ディレクター。現在はADさんの新卒・中途採用をしつつ、入社したADさんのキャリアマネージャーもしている人事部のAです!」

 

B「こんにちは!!同じく、元キー局のバラエティ番組ADで、現在はADさんの新卒採用をしつつ、入社したADさんのキャリアマネージャーもしている人事部のBです!」

 

A「今回は、様々な就活生から聞かれる『テレビ業界に向いている人材の特徴』をご紹介します!」

 

B「この定義は個々の価値観にも左右されるので、あくまでも私たち【AD経験者の採用担当から見た例】にはなります。
採用段階からADさんになった後の姿も見守っている私たちの経験を基に頑張ってお話しますので、ぜひ参考にしていただければと思います!」

テレビ業界に向いている人の特徴4選

番組や企画内容によって、個々の多様な趣味や特技を活かせるのが番組制作の魅力です。

(動物番組なら、動物・虫OKな方がGOOD!

スポーツ番組担当なら、様々なスポーツのルールを知っていた方がGOOD! など)

ですが、『映像制作』をするうえで求められるポイントは、どの番組も似ているように思います。

そんなポイントを、元AD・現在はADさんの採用をしている採用担当が『テレビ業界に向いている人の特徴』を4つご紹介します!

 

インプットを自然にできる・苦ではない!

A「AD時代はディレクターになるための下積み期間なので、かなりインプットをする量が多いです!しかし、ディレクターになったらアウトプットをし続けることになるので、自分の引き出しを増やし続けるために、最新の映像作品や話題作を取り入れるクセがついていると良いかなと思います✨

 

【ポイント】

①ディレクターは『日々アウトプット』をしている!

自分の中の引き出しを豊かにする(インプットの)習慣があると、ディレクターになってから困らない。

②最新のエンタメや、話題作をチェックするクセが今のうちからついていると◎

 

B「優秀だったディレクターは、話題作を積極的に観ていたおかげで、演者さんとの打ち合わせの際に「今人気の○○観ましたか?」「ここが良いですよね!」と話題にしていました。

しかも、その話題から新しい企画がうまれていたので、趣味とお仕事が相乗効果をうんでいました!

 

A「それって、テレビ業界あるあるかもね!

また、様々なタイプのディレクターがいますが、自身のセンスがどんなときにも世の中のニーズにバチっとハマる方は少ないと思います。

なので、ディレクターは積極的なインプットで得たものを活かして、世の中に求められるものを制作しています!自分が興味の無い分野の作品でも、世の中から評価されているのであればきっと理由があると思うので、そこを考えながらインプットを楽しんでみましょう!

 

【ポイント】

①映像作りはセンスだけじゃなくて、地道なインプットも大切

②「ヒットしているのには理由がある!」。選り好みせず、柔軟にインプットしてみよう!」

 

チームプレイができる

A「チームプレイに関してはもちろん得意ってほどじゃなくても、お仕事のスイッチを入れて、一定のコミュニケーションがとれればOKです!

 

B「テレビ番組は、一人では作れませんからね💦

映像の演出をするディレクター、予算管理や芸能事務所と関わりを持つプロデューサー、外部の方々であれば、演者、カメラマン、音声、照明、美術、衣装、メイク、映像の編集を支えるエディター、番組の宣伝を行う方など…

外部へ指示を出す立場なので、様々な役職の方と連絡を取り合う立場上、報連相(報告・連絡・相談)がしっかりできる方が求められます!

 

【ポイント】

①しっかりコミュニケーションをとりながら、みんなで作るのが映像制作の世界。

②『進捗報告』・『こまめな連絡』・『分からなかったらすぐに相談』はADさんの鉄則!

 

B「実際に現場で活躍しているADさんは、こちらからの連絡にすぐ返信をしてくれますし、もし手が離せない時に私が電話をしてしまったとしても「◎分後に折り返します!」とチャットを返してくれたり…

連絡がマメな子とお仕事をするのは、とても安心しますね!

 

A「ただ、チームプレイが得意なADさんが優秀なディレクターになれるかは完全なイコールではないと思います。

どんなにチームプレイが得意でも、編集した映像のテロップツッコミがつまらない、企画を考えるのが苦手な人だっていると思います。

でも、そんな自分を助けてくれたり、助言をくれたりする先輩や仲間たちを頼るのもアリだと思うので、人との関わり合いは大切にできるに越したことはないです!

 

食べることが好き

B「文字面的にネタとして狙っているように見えちゃいますが 笑仕事で食べる機会は多いですよね!

 

A「その通りです!

番組の企画にもよりますが、例えばロケ先で演者さんがその土地の名物料理を食べるシーンがあれば、食べている映像の間に食べ物だけを撮影した『インサート』と呼ばれる映像が入ると思います。

あれは新しく料理を作っていただき、ADさんが箸上げをします。完全な別撮りなんです。

 

実は撮影が終了したら、ADさんやカメラマンさんなどのスタッフが、本当に全て美味しくいただいています!

1日に何種類も料理を撮影したりするので、ゴハンをたくさん食べてくれる人は現場的にとても助かるんです💓

 

B「他にも、ロケの時間が押してしまった影響で「ロケ弁をこの時間内に早く食べなきゃ!」なんてことがあれば、自分は早食いだったので他の人よりたくさん食べられましたし 笑

お仕事で訪れたことの無い地方へロケをしに行ったとき、各地の美味しいものを食べるのがけっこうモチベーションになっていました!

 

【ポイント】

①仕事柄、食べる機会が多い。

②ロケ先で美味しいものを食べるのをモチベーションにしているADさんもいる!?

 

テレビ業界に向いている人の特徴 まとめ

A「以上、ADさんに向いている人の特徴を3つ挙げてみましたが、いかがでしたでしょうか??

 

B「『もっとセンスや事前知識があった方がいいんじゃない?』と思うかもしれませんが、この業界は映像制作の知識がゼロの状態で入られる方も多く、うちの会社でテレビ番組を制作している社員さんも8割近くはメディア以外の学科を専攻していました!

 

A「中途で来てくださる方も、元々は教師や保育士、一般事務職、運転手、営業、などなど…

幅広い方々が選考を受けて実際に入社してくださっています!

 

B「もし、「テレビ業界に興味はあるけど、センスがなきゃダメかな…」

「専門知識がないけど大丈夫かな」という心配は不要なので、ぜひテレビ業界に飛び込んでみてください!

 

A「このサイトでは、他にも『ADのなり方』や『テレビ業界のあれこれ』を記事にしているので、業界研究として役立ててもらえると嬉しいです✨