今年も話題になった日本アカデミー賞。
しかし、皆さんが意外とチェックしそびれているのが新人賞です。トレンドとして新人賞はかなり大切な賞ですので必ずチェックしてください!
今回は、新人賞の歴代受賞者と、受賞者のその後の活躍についてご紹介いたします!
ではさっそく今年度の受賞者をみてみましょう。
【2025年度 第48回日本アカデミー賞新人賞】
河内大和「8番出口」
白山乃愛「秒速5センチメートル」
中島瑠菜「TOKYOタクシー」
坂東龍汰「爆弾」
松谷鷹也「栄光のバックホーム」
見上愛「国宝」
森田望智「ナイトフラワー」
※原則として映画初出演ではなくとも、主演・助演クラスの大役を演じ、印象を与えた俳優を対象とします。
実はこの赤字部分がかなり重要な点になります。
映画初主演ではなくても良いですし、芸歴を問わないことになりますので、この「新人」というカテゴリーに入るかどうかは“感覚”ということになります。
具体的に2025年度の受賞者をみてみると、新人賞を受賞する前から活躍している方が多いです。
見上愛
Netflixシリーズ「恋愛バトルロワイヤル」、映画「不死身ラヴァーズ」などで主演を務めており、既にNHK連続テレビ小説『風、薫る』主演として国民的に知られる存在です。
森田望智
森田望智は日本アカデミー賞で新人賞と最優秀助演女優賞をW受賞されました!
しかし森田さんのキャリアは長く、2011年(当時14歳)に栄光ゼミナールのCMでデビューし、その後、オーディションを経てNetflixシリーズ「全裸監督」で知名度を上げました。
2027年前期 連続テレビ小説『巡るスワン』主演も確定しています。
坂東龍汰
『ユニコーンに乗って』(2022)や「ライオンの隠れ家」(2024)などでドラマに数多く出演しており、既に大注目の若手役者の一人と言えるでしょう。
一方で、受賞作を通して知名度を上げた俳優もいます。
松谷鷹也
2015年に「第3回ミスタージャパン」の神奈川県代表に選ばれるなど、モデルとしても活動。並行して秋山純監督の下で製作や助監督など現場経験を積みました。その後、映画出演をいくつか経て、25年公開の映画「栄光のバックホーム」で主演に抜てきされました。
4月期からはテレ朝「ボーダレス~広域移動捜査隊~」に出演が決まっています。
松谷は『栄光のバックホーム』で「報知映画賞」も受賞。その際の受賞スピーチで、「誰も知らないような無名の新人の僕を映画で抜てきしていただいたからです。本当にありがとうございます」と、語りました。
映画も最近公開されたばかりなので、これからの活躍が楽しみですね!
河内大和
2000年、舞台「リチャード三世」で俳優デビューし、2004年以降、新潟にて「りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ」の立ち上げから参加し、2010年に上京。
これまでに「マクベス」や「ハムレット」などシェイクスピア作品の主役を数多く演じてきています。2013年にシェイクスピアカンパニー「G.GARAGE///(ジーガレージ)」を立ち上げ、企画・演出も手がけるなど、他の受賞者とは異なる経歴の持ち主です。
2023年、TBSテレビ日曜劇場『VIVANT』ではワニズ役でドラマ初出演を果たしておりますが、今回『8番出口』で「おじさん」として大注目を浴びました。
「豊臣兄弟!」、「パンチドランク・ウーマン −脱獄まであと××日−」、「DREAM STAGE」など、最近のドラマ出演の増加も、「おじさん」としての知名度アップが影響していることでしょう。
中島瑠菜
ドラマ出演は2022年ごろからで、2024年からSeventeenモデルとしても活躍。2026年の映画「ザッケン!」(上村奈帆監督) ではW主演も決まっています。
今回の受賞をきっかけにさらに注目されそうですね!
白山乃愛
2022年、第9回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞してからドラマ出演や「KUMON」CMキャラクターを務めていますが、なんと2012年生まれという白神乃愛。
これからの活躍が期待されます!
このように、①既に活躍しており知名度もあったが映画で功績を残したのは初めてだったパターン、②受賞を機に注目を浴びてブレイクするパターンがありそうです。②では、デビューしたばかりの人もいれば、下積みが長い人もいるでしょう。
しかし、いずれにしてもアカデミー賞新人賞を受賞してから、さらに活躍の幅を広げることは間違いなさそうですね!

【2024年度 第48回日本アカデミー賞新人賞】
赤楚衛二「六人の嘘つきな大学生」「もしも徳川家康が総理大臣になったら」
板垣李光人「八犬伝」「はたらく細胞」「陰陽師0」
越山敬達「ぼくのお日さま」
齋藤飛鳥「【推しの子】 -The Final Act-」
齋藤潤「カラオケ行こ!」
渋谷風咲「あのコはだぁれ?」
森本慎太郎「正体」
山田杏奈「ゴールデンカムイ」「正体」
越山敬達は映画『国宝』、『愚か者の身分』にも出演し、受賞後さらに活躍しています。
齋藤潤はドラマ『ちはやふるーめぐりー』に出演。NHKのドラマ『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』にも出演予定です!
他の受賞者もドラマ・映画の出演が増加傾向にあり、やはりアカデミー賞新人賞の影響は大きそうですね!
【2023年度 第47回日本アカデミー賞新人賞】
アイナ・ジ・エンド「キリエのうた」
桜田ひより「交換ウソ日記」
原菜乃華「ミステリと言う勿れ」
福原遥「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
市川染五郎「レジェンド&バタフライ」
黒川想矢「怪物」
高橋文哉「交換ウソ日記」
柊木陽太「怪物」
【2022年度 第47回日本アカデミー賞新人賞】
小野花梨「ハケンアニメ!」
菊池日菜子「月の満ち欠け」
生見愛瑠「モエカレはオレンジ色」
福本莉子「今夜、世界からこの恋が消えても」
有岡大貴「シン・ウルトラマン!
番家一路「サバカン SABAKAN」
松村北斗「ホリック xxxHOLiC」
目黒蓮「月の満ち欠け」
小野花梨は2006年からテレビドラマに出演しており、かなり芸歴が長く、今回の映画で賞として認められたタイプといえます。
一方、菊池日菜子は「月の満ち欠け」(2022)で受賞後、「長崎ー閃光の影でー」(2025)で主演、『か「」く「」し「」ご「」と「』(2025)出演、ドラマにも出演し活躍しています。
目黒蓮は、ハリウッドドラマ『SHOGUN 将軍』シーズン2に新キャラクターとして抜てきされており、海外での活躍も注目されています。

まとめ
さて、近年の日本アカデミー賞新人賞受賞者をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。映画で活躍する前にテレビで売れていて、新人賞を受賞した際に「この人が新人賞?」と疑問に思われる方も多いようです。
しかし、新人という枠が明確でないからこそ、芸歴の長い人でも目指せる夢のある賞ですし、受賞後も活躍している方が多いようです!
ぜひ今後は新人賞の受賞者にも注目してみて、知っている役者さんを増やしましょう。
知らない人がいたら即チェックです!いろんな角度でアカデミー賞を楽しんでみてください!
