オーディションの準備は、実は「面接の準備」とよく似ています。
必要なのは、忘れ物をしないことだけではなく、緊張しても“いつも通り”に話せる状態を作ること。
今回は、経験者が実践している「持ち物」と「準備すること」をまとめました。
また、少し前にオーディション経験者さんに聞いた「オーディションあるある」を紹介しているので、そちらもあわせて参考にしてみてください!
★Check!!➡就活にも役立つ!?声優の卵が語る!オーディションのリアル体験談まとめ~あるある編~
オーディションで準備するべきもの・こと

準備するべきもの
➀アクセント辞典
アクセント辞典は声優には必須アイテムです!正しいアクセントを使えているか、間違っていてもすぐに修正できるかも声優に求められる技量です。オーディション以外でも、レッスンや現場でも非常によく使われます。今は書籍版の他にもスマホアプリ版があるので必ず入手しておきましょう!
②文房具(ペン、メモ帳、修正テープ)
携帯を持ち込めない・使用禁止の場合があるので、何か情報を伝えられたり総評を頂けた際にはペンとメモ帳を用意してすぐにメモできるようにしましょう。また、携帯の充電が切れた場合に備えて場所や時間、緊急連絡先を書いたメモを用意しておくと焦らずに済みます。
修正テープは、会場でオーディションシートを記入することがあるので、ボールペンで誤字した場合に備えて持っておきましょう!
③常温の水
口内を良い状態に保つためには水が一番です!その際、冷たいと喉を冷やしてしまうので常温がオススメされています。ただ、人によっては「私はこの飲み物を飲むと良いコンディションになれる!」ということもあるので、水と併せて用意しておくのもありです!
※普段から唾液が多い人が柑橘系ドリンクを飲むとさらに唾液が増えてしまいます。
ですが、口が乾きやすい人があえて柑橘系ドリンクを飲んで唾液を増やすという手もあります。
また、ミルク系ドリンクなど飲んだ後口内が粘つくものはリップノイズがのりやすくなる、炭酸は喉の負担になるとも言われていますが、これも人によっては逆に良いという場合があるので、ぜひご自身で検証して自分に合った飲み物を探してみてください!
④のどケア用品
のど飴を持ち歩いている人は多いと思いますが、その場でサッと使えるのど用タブレットや顆粒、のどスプレーなどもオススメです!
⑤リップクリーム
唇が乾燥すると口の動きが悪くなるため、乾燥しがちな人は常備しておきましょう!
⑥薬(胃腸薬、鼻炎薬など)
緊張でお腹を痛めやすい、慢性鼻炎、花粉症など急な体調不良が心配な方はいざという時のために常備しておきましょう!
⑦緊張を和らげるもの(飲み物、音楽、写真、お守り等)
上記にも書いたコンディションを良くする飲み物の他にも、「これがあると気持ちが落ち着く、テンションが上がる」というものを用意して、少しでもリラックスした状態でオーディションに臨めるようにしましょう!
⑧宅録機材
作品オーディションにはテープオーディションやサンプルボイスの提出が必要の場合があります。スタジオに録りに行く時間がない場合は自宅に収録機材があるとすぐに対応できます。本気で声優を目指す人は機材や録音ソフトなど収録環境を整えておくと、オーディションの他にも朗読や歌ってみたなどの活動にも活用できます!
準備するべきこと

➀パターン
オーディション原稿にはいくつかある台詞やナレーションの中から選ぶ・指定される場合や、一度読んだ後に別のキャラクターやシチュエーションでもう1回やってほしいと言われることがあります。その時すぐに演じ分けができるように、キャラクターやジャンルなどを最低でも3つは用意しておきましょう!
収録時でも1つの台詞で3パターン録るということがよくあります。普段から様々な作品を見たり勉強して、キャラクターやジャンルの引き出しを増やしておきましょう!
②誰にも負けない趣味
これは「他の人とは違う変な趣味」という意味ではありません!もちろん変わった趣味を持っているのも印象強いですが、例えば趣味が「読書」の場合、ただ「趣味は読書です」だけで終わらせるのではなく、「毎日の読書量、好きな作家やジャンル、この作家の作品は全部読んでいて1時間は熱く語れる」というレベルまでPRできると「すごい読書好きの人」という印象を残せます。変わった趣味でもよくある趣味でも、これなら誰にも負けないと言えるぐらいに「好きを突き詰める」ことが大切です!
③その場で披露できる特技
歌やダンス、ものまねなど実際に見せられる特技は出し惜しみせずその場で披露しましょう!
道具が必要な特技は、邪魔にならない・すぐに取り出せるものであれば用意しましょう。
イラストや手芸など物作りが特技の人は実際に作って持って行くのも有り!
また、オーディションでやった以外にもこんなキャラクターやナレーションができると知ってもらえるようにボイスサンプルを持参するという手もあります。
④オーディションを受ける作品と自分の共通点
例えば吹奏楽を題材としたアニメのオーディションの場合、自己PRで「自分も吹奏楽部でこの楽器を演奏していた。この作品のこういうところに共感を持った」と話すだけで印象が強まりますし、ちょっとしたことでも作品の共通点に触れると喜ばれることもあります。
⑤日々のトレーニング(発声・滑舌・表情)
地味な作業ですが、毎日の積み重ねが大切!プロの声優さんも毎日行っています!
オーディション前も家でちゃんと発声練習や滑舌練習をして臨みましょう。
会場でも軽くできる舌のストレッチなどを覚えて待ち時間を有効活用しましょう!
YouTubeなどの動画サイトでボイストレーナーさんがトレーニング方法を紹介していますのでぜひ調べてみてください!
⑥文学の知識
声優さんは読書家の人が非常に多いので、それだけで会話が弾みます。オーディションでも文学作品やそれに関連した題材が使われることが多々あるので、例えば芥川龍之介や太宰治など有名作家の作品や、誰でも聞いたことがある有名作品だけでも読んで学んでおくととても役に立ちます。
※オーディションに限らず、様々な場面で「本は読んでいますか?」と質問されることがよくあります。近年若者の読書離れ・読解力の低下が指摘されていますが、声優は台本を読む仕事です。それはただ書かれていることを口に出すということではなく、台本を読み込んで作品の登場人物や世界観、何を伝えたいのかなどを理解し、それを表現しなければなりません。ですので本が読めないと仕事になりません!(漫画ではなく)本を日常的に読んで、活字に目を慣らし、主語述語などの文構成を理解し、読解力を上げていきましょう!
「お、この子本をよく読んでいるな!」と思ってもらえるだけでもプラスになります。

⑦好き・憧れの声優さん、好き・出てみたい作品などのエピソード
オーディションでは「好き・憧れの声優さんは?」「どんなジャンルの作品に出てみたい?」と聞かれることがあります。自己PRでも取り入れられる話題なので、「なぜ好きなのか」「どうしてその作品に出たいのか」など具体的なエピソードも踏まえて喋れるようにしておくといいと思います!
まとめ
今回は「オーディションで準備するべきもの・こと」を紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。
持ち物は安心材料、準備は本番の再現性を上げる仕組み。これは就活の面接でも同じです。
準備が整うほど、当日は“見せ方”ではなく“中身”に集中できます。
次回は「オーディションの心得編」として、本番での立ち回りや緊張との付き合い方をまとめますので、ぜひ、そちらも参考にしてみてください!
