【総合職】テレビ東京の選考フローを解説!対策とポイント

就職活動でテレビ東京の選考を受けようと考えている方は、選考フローが気になるでしょう。テレビ東京をはじめテレビ局への就職は非常に難易度が高いため、選考フローを把握し万全の対策をした上で臨みたいところです。 本記事ではテレビ東京の選考フローについて、対策とポイントを交えて解説いたします。


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テレビ東京の選考フロー(総合職)

テレビ東京の選考フローは、次のようになります。

1.エントリーシート
2.個別面接
3.グループディスカッション
4.適性検査・筆記試験
5.グループ面接

では、それぞれのプロセスの具体的な内容と、採用につながるポイントについて見ていきましょう。

1.エントリーシート(ES)

エントリーシートでの選考に通ることが、最初のステップです。

エントリーシートでは相手を惹きつける能力があるかどうかを見られます。テレビ局の仕事では、キャッチーなフレーズを考える機会が多いです。質問の1文目にキャッチーなフレーズを使っていれば、高評価をもらえる可能性があるでしょう。

オーソドックスな質問の例としては次のようなものが挙げられます。

・これまでの人生の中で自分がもっとも成長したと感じる経験は?
・自分に見出しを付けるなら何か?また、その理由は?
・入社5年以内に成し遂げたいことは何か?
・学生時代に力を入れたことは何か?
・最近気になるサービスやテクノロジー、テレビ局での活用法は何か?

2.面接(個別)

個別面接では意思疎通が問題なくとれるかどうかや、隠しごとをしていないかどうかなどが見られます。

テレビ局の仕事において、スムーズな意思疎通がとれることは非常に大事です。あわせて、質問への回答から入社意欲がどの程度あるのか見られることもあります。

例えば、「テレビ東京に入社したらどんなことをしたいか」や「これからテレビ業界を盛り上げていくために何をすべきか」のような質問をよくされます。

気になるニュースなども聞かれることが多いため、こまめにニュースをチェックしておきましょう。また、「テレビ東京の弱いところは?」のような質問にも備えて、詳しく調べておく必要があります。

回答する際に、隠しごとをしたり、話を極端に盛ったりする人は多いかもしれません。しかし、そのような回答はマイナスに捉えられてしまいます。会話を楽しむ気持ちで、無理に作り込まず自分の経験をありのまま伝えることが大切です。

テレビ東京の面接について詳しくはこちらの記事もご覧ください。

テレビ東京の面接対策を徹底解説!よくある質問と回答例

3.グループディスカッション

グループディスカッションでは、複数人の応募者がひとつのテーマについて話し合います。出題されるテーマは「テレビ東京での新規事業を考える」や「テレビ離れを防ぐには」などです。

出題されるテーマも同じグループになるメンバーも直前まで分かりません。そのため、グループディスカッションに苦手意識をもっている人も多いです。

しかし、グループディスカッションは、評価基準が比較的明確になっています。きちんと対策をしてきた人とそうでない人で大きな差がつくでしょう。

グループディスカッションでは自分が主張したいことを明確にしなければなりません。その際にポイントとなるのは具体策を出すことです。具体策なしで当たり障りのない内容の発言しかしていないと評価は低くなってしまいます。

また、人の意見を聞くことも重要です。あまり発言していない人がいれば「〇〇さんはどう思いますか?」のように声をかけてあげましょう。

みんなが意見を出し合うと、意見が対立することもあります。相手の意見が自分の意見よりも良い場合には、思い切って譲りましょう。良い意見を出せなかった場合でも、相手の意見を尊重できる点で高評価を得られる可能性があります。

4.適性検査・筆記試験

適性検査は性格や特性などを検査するためのテストです。筆記試験では時事問題や一般常識などを中心に出題されます。

また、テレビ東京ではクリエイティブテストが実施されるのが特徴です。瞬発的な発想力を試す内容で、番組作りや企画書作りに必要な構成力があるかどうかが問われます。

テレビ東京の筆記試験は他局や他業種と比べて、特段難易度が高いわけではありません。しかし、幅広い分野から出題されます。そのため、日頃から好奇心をもち、ニュースや世の中の情報をチェックしておくことが大切です。

5.面接(グループ)

最終選考はグループ面接で役員が面接官を務めます。役員は、テレビ東京のこれまでの歴史を見てきた人たちです。

そのため、過去の番組や会社の歴史などについて知っていると、好印象につながります。

テレビ東京のどの番組のどこが好きなのか具体性のある回答ができるかどうかが重要です。面接官を務める役員の人が若い頃に携わった番組について詳しく語れれば、かなり良い印象を与えられるでしょう。

テレビ局ならどこでも良いのではなく、テレビ東京だから入社したいという熱意を伝えることができます。

まとめ

テレビ東京では、エントリーシートから役員によるグループ面接までの5段階のプロセスを踏んで選考を行っています。各プロセスで見られるポイントを把握し、万全の対策をした上で臨みましょう。

ただ、本記事を読んで、テレビ東京への入社は難しそうだと感じた人もいるかもしれません。それでも番組制作に携わりたいなら派遣も選択肢のひとつとして検討してみましょう。

フォーミュレーションI.T.S.では、テレビ東京への配属も可能です。局や映像制作会社の垣根を越えてさまざまな番組制作の現場で勤務可能です。テレビ業界が好きだけど、テレビ局入社へのハードルが高いと感じている方はぜひお気軽にお問い合わせください。