テレビ局のインターンとは?参加メリットや選考通過のコツなどを解説

一般企業と同じく、テレビ局でも就活生向けにインターンが行われます。テレビ局への就職を目指すならぜひ参加したいところですが、インターンで何をするのか、どうやって参加すれば良いのかと悩む人も多いのではないでしょうか? そこで、テレビ局のインターンの内容やインターンに参加するメリット、参加の流れなどについてご紹介します。


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テレビ局のインターンは、業務理解が深まるだけでなく、本選考を見据えた重要な機会になりやすいのが特徴です。テレビ業界は人気が高く倍率も上がりやすいため、早い時期からインターンに参加し、志望動機や自己PRの精度を上げておくことが内定への近道になります。

この記事では、テレビ局インターンの影響度、部門別の内容、参加メリット、そして選考通過のコツまでまとめて解説します。

テレビ局のインターンは選考に影響する?

難関テレビ局の内定を得るにはインターン参加がカギ

テレビ局のインターンは、一般的な企業のインターンと比べて、志望度・適性を見られやすい傾向があります。実際に、局によってはインターンでの評価が、その後の選考(早期案内や特別ルート等)に影響し得るとされ、就活生側も「本番前の実戦」として位置づけているケースが多いです。

もちろん、インターンに参加しなくても内定は狙えますが、テレビ局は業務内容が特殊で、求められる素養も独特です。だからこそ、インターンで得た「現場理解」「エピソード」「社員との接点」が、志望動機や面接の説得力を底上げしてくれます。

「上級インターン」と通常インターンの違い

テレビ局のインターンには、誰でも応募できるセミナー型・短期体験型だけでなく、選抜性が高い“上級”プログラム(より実務寄り/少人数/高難度課題など)を用意しているケースがあります。こうした上位プログラムは、社員との接触時間が長く、評価機会も増えるため、より本選考を意識した内容になりやすい点が特徴です。

【部門別】テレビ局のインターン内容

テレビ局のインターンの内容は部門によって異なります。

まずは、「番組制作・技術部門」「アナウンス部門」「総合職などのその他部門」のインターン内容について見ていきましょう。

番組制作・技術部門

番組制作・技術部門は、テレビ番組の制作に関わる部門です。番組制作の場合は、「スポーツ」「バラエティ」「報道」など制作している部署別に番組ジャンルが細かく分けられていますが、いずれにしてもテレビ局の代表的な部門なので、就活生に人気があります。

番組制作・技術部門のインターンは、VTR制作やロケ、編集などの番組制作の裏側を実際に体験できる内容であることが多いです。

撮影機材を使用したり、実際に番組の予算計画や出演交渉、映像制作をしているディレクターやプロデューサーと交流したりなど、貴重な体験ができます。

アナウンス部門

アナウンス部門は、ニュースや中継などで活躍するアナウンサーが所属する部門です。アナウンス部門のインターンの多くは、セミナーと実技がセットになっています。

スタジオでアナウンサーの模擬体験をしたり、アナウンサーによる原稿の読み方の指導を受けたりと、実践的な体験ができるのが特徴です。

インターンが本選考につながっているケースもあるので、アナウンサー志望者はアナウンス部門でのインターンに参加することをおすすめします。

総合職などのその他部門

テレビ局によっては、総合職や記者部門などのインターンを実施しているところもあります。たとえば記者部門のインターンでは、実際にテレビ局で働いている記者と交流したり、記事作成を体験したりできます。

部門によってインターンの有無や内容が大きく異なるため、自分が受けたいテレビ局のどの部門がインターンを募集しているか確認が必要です。

就活生がテレビ局のインターンに参加する3つのメリット

就活生がテレビ局のインターンに参加することには、さまざまなメリットがあります。

①テレビ局の業務実態を知れる

テレビ局の業務実態を把握できるのも、インターンに参加するメリットのひとつです。

テレビ局の裏側を知る機会は、めったにありません。また、テレビ局の仕事は一般の企業とは異なる上に、部門によっても業務内容が多岐にわたるため、実態がつかみにくい傾向にあります。

書籍やインターネットで調べることもできますが、それらの情報だけでは、実際の現場の雰囲気はわかりません。インターンに参加して、業務や現場の雰囲気を体感すれば、テレビ局の仕事に対する理解が深まります。

②自分がテレビ局に合っているか判断できる

自分がテレビ局に合っているかが判断しやすくなることも、テレビ局のインターンに参加するメリットです。

テレビ局というと、「華やか」「芸能人に会える」などのイメージがあり、憧れを抱く人も多いはずです。しかし、実際には下積みが長かったり、コツコツと裏方作業をしたりと、華やかなだけではない、ハードな一面もあります。

インターンに参加して、テレビ局の仕事の実情を見ながら、自分の適正に合っているかどうかを見極めましょう。

③テレビ局への就職に役立つ

テレビ局のインターンに参加することは、テレビ局への就職に役立つメリットとなります。

テレビ局は、ほかの業界よりもインターンの結果が本選考に影響するケースが多いため、インターンで優秀だと判断されれば、特別選考に呼ばれる可能性もあるのです。

また、特別選考に呼ばれなかったとしても、インターンでの経験は本選考時の志望動機や自己アピールとして役立ちます。インターンに参加したという事実をもって、意欲の高さをアピールしましょう。

テレビ局別! インターンの開催時期や内容の特徴

ここでは、主要局のインターンの“傾向”を紹介します。開催時期・募集要項は年度で変わるため、必ず公式の採用ページで最新情報を確認してください。

日本テレビ

日本テレビは、番組制作体験やジャンル別プログラムなど、「現場の裏側」「仕事体験」を前面に出したインターン情報を公開しています。夏インターンでは複数部門開催などの案内もあり、制作・報道など興味領域に合わせて検討しやすいのが特徴です。

TBS

TBSは採用・イベント情報を公式サイトで案内しており、募集部門(制作・報道・ビジネス、テクノロジー、アナウンサー、デザイン等)も整理されています。インターンの詳細は年度によって更新されるため、早めにマイページ・採用ページを確認し、締切に遅れないようにしましょう。

フジテレビ

フジテレビは、インターンシップ&セミナー情報を公式にまとめており、セミナー形式で仕事理解を深めるプログラムが紹介されています。加えて、アナウンス部門ではエントリー〜動画課題〜選考発表〜受講まで、フローが明確に提示されているのも特徴です。

NHK

NHKは、職種別(ジャーナリスト/アナウンサー/ディレクター/デザイン/メディアエンジニア/経営管理・営業など)に体験できる内容が案内されるケースがあり、職種理解を深めやすい形式が特徴です(年度により内容は変動)。

テレビ東京

テレビ東京は、夏期インターンとしてバラエティ・報道などのコース制で「現場社員と共に実体験」といった案内があり、コース選択制(併願不可等)など応募条件が明記されているのが特徴です。

テレビ局のインターンの選考に通過するためのコツ

テレビ局のインターン選考は倍率が高く、通過が難しい傾向にあります。選考に通過するコツを把握して、合格率アップを目指しましょう。

証明写真はプロに依頼する

テレビ局のインターンの選考では、エントリーシートの印象が重視されます。特に、アナウンス部門は見た目の印象も選考結果を左右するため、証明写真はプロに撮ってもらうのがおすすめです。

ESと動画のポイントを押さえる

テレビ局のインターンの選考に通過したいなら、エントリーの際に提出するエントリーシートと動画の内容にもこだわりましょう。

テレビ局のインターンには多くの就活生が応募するため、ほかの学生にはない独自性をアピールし、埋もれないようにすることが重要です。

また、エントリーシートは空欄がないようにするだけでなく、応募するテレビ局の番組の内容を踏まえた具体的な回答を記載すると、印象が良くなります。動画は指定された尺に収まるように、かつユーモアのある内容になるよう仕上げましょう。

積極的な逆質問でアピールする

テレビ局のインターンの選考では、就活生側から何か質問がないかを聞かれることがあります。

この逆質問は、自分の積極性やユーモア、魅力などをアピールできる機会なので、良い質問ができるように準備しておくことが大切です。

ただし、だらだらと話したり、インターンや就活に関係のない質問をしたりすると、評価がマイナスになる可能性があります。できるだけ質問はひとつに絞り、調べればわかる内容の質問は避けるようにしましょう。

まとめ

テレビ局のインターンは、業務理解だけでなく、志望動機・自己PRの説得力を高める重要な機会です。
ただし、誰でも参加できるわけではなく選考があるため、ES・動画・面接(逆質問含む)の準備が欠かせません。志望局・志望部門の募集時期を早めに把握し、締切から逆算して準備を進めましょう。