エンタメ作品チェックで業界研究!【2025年夏】ドラマやバラエティなど今観ておくべき作品まとめ!

エンタメ業界を受ける上でほぼ常識としてチェックしておきたいのが、その時期の最新作や話題作。 面接で話題になった時に、見たことがないというのは、トレンドをキャッチできているかという点でマイナスとなる可能性が高いです。また、...


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エンタメ業界を受ける上でほぼ常識としてチェックしておきたいのが、その時期の最新作や話題作。
面接で話題になった時に、見たことがないというのは、トレンドをキャッチできているかという点でマイナスとなる可能性が高いです。また、少し前の作品でも常識として話題に出ることが多いので注意が必要です。

ここで気をつけたいのは、これらの作品が「面白いと思うか」は個人の感性ですから「見たけどつまらなかった」と感じることは悪いことではありません。この作品がなぜヒットしたのか、自分はどう思ったか、といった意見をしっかり持つことが重要です。あくまで参考として見ておきたい作品の紹介ですので、気楽に見てみましょう!

映画・ドラマ

映画やドラマは興行収入や視聴率、TVer再生回数、配信サイトのランキングなど、人気がわかりやすく表れます。
ここでは、面接で話題に出た時に対応できた方が良い近年の作品を紹介します。

映画『国宝』(大ヒット上映中)

任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げた主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記。2025年、興行収入75億円を突破。SNSを中心に若者からシニア層まで幅広く口コミで話題が拡散されている。ここまでヒットした作品かつ上映中のものは「見ていて当たり前」と思われた上で、面接で話題になる可能性が高いので、必須でチェックする必要があります。

映画『SHOGUN 将軍』

外国人で初めて「侍」になった実在のイギリス人航海士、三浦按針が見た戦国時代を描いた作品。 1600年代天下分け目の戦い前夜の日本がハリウッドによって圧倒的なスケールで映像化されました。
米テレビ界のアカデミー賞といわれる第76回エミー賞で、単年での受賞数としては史上最多となる18部門を獲得。こちらは海外からもかなり評価されているという点で独特な地位を築いていますね!現在は『ディズニープラス』のみで独占配信。この作品を観るためだけでも登録する価値あり!面接でも話題になる可能性があるので、映画・ドラマ志望であれば必ずチェックしましょう!

『VIVANT』(TBS)

近年、社会現象と言われるほど大ヒットしたドラマといえば『VIVANT』。2023年放送で、堺雅人が主演、阿部寛、二階堂ふみ、二宮和也、松坂桃李、役所広司が共演。キャストの豪華さはもちろん、ストーリーや壮大なスケールにも注目が集まりました。2026年、続編が放送決定していることもあり、また話題になる可能性はかなり高いです。面接などでもほぼ常識として話が進む可能性が高いので、まだ見ていないという人は要チェック。

また、例え他局の面接でもこれだけのヒット作の場合は面接官から話題に出される可能性もありますので油断は禁物です!

『地面師たち』(Netflix)

主演は綾野剛と豊川悦司。実在の事件に着想を得て、不動産売買を餌に巨額の金を騙し取る詐欺師集団・地面師たちを描いた新庄耕によるクライムノベル「地面師たち」を、映像ディレクターの大根仁が映像化。
実は大根監督はこの作品の公開後、Netflixと5年独占契約を発表しました!今現在、大根監督によるNetflix作品は、複数本を並行して企画しているとのこと。『地面師たち』に限らず、大根監督の作品は今後も要チェックです!

『極悪女王』(Netflix)

女子プロレスラー、ダンプ松本氏の半生を描いた作品。心優しき少女がルール無用の極悪プロレスラー、そして全国民の敵と呼ばれた最恐ヒールになる物語。鈴木おさむの企画・脚本・プロデュース、白石和彌総監督によりNetflixで製作された。主演はゆりやんレトリィバァ。唐田えりか、剛力彩芽らが共演。独特なキャスティングも話題となりました。
また、実は『地面師』と同じ髙橋信一氏がエグゼクティブ・プロデューサーを務めています。

【補足】『イクサガミ』(Netflix)※2025年11月世界独占配信予定

日本が誇る侍と刀。日本だけでなく世界に向けてSAMURAIがKATANAで殺し合う、バトルロワイヤルドラマが誕生。実はこちら、前述の髙橋信一氏がエグゼクティブ・プロデューサーとして制作している最新作。また、主演の岡田准一もプロデューサーとして参加。他にも本作に大抜擢の藤﨑ゆみあ、そして清原果耶、東出昌大、染谷将太、早乙女太一、遠藤雄弥、淵上泰史、城桧吏、山田孝之、一ノ瀬ワタル、吉岡里帆、二宮和也、玉木宏、伊藤英明らオールスターキャスト14名が出演。
「人斬り刻舟」の異名を持つ主人公・嵯峨愁二郎が、妻と子を病から救うため命がけの遊戯ゲームへの参加を決意し、挑む物語。まだ公開はされていませんが、情報だけでもチェックしておきましょう!

バラエティ

バラエティの場合は最新作のチェックはもちろん、有名な演出家の手がけた番組も含めてチェックした方が良いでしょう。

『賞金1億円の人脈&人望バトル トモダチ100人よべるかな?』(Amazonプライム)

最新作という意味ではこちらがおすすめ。2025年8月1日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始。日本のAmazonのオリジナル作品史上最大の賞金1億円を懸けた壮大なバラエティ番組。
制限時間内に最も多くの友達を集めた人が1億円を手にできるというルール。総勢100人以上の芸能人・著名人が参加し、壮大なスケールで、プレイヤーと“トモダチ”との本物の友情が試される究極のマネーゲーム。
MCは、お笑いコンビ・バナナマンの設楽統氏とバカリズム。そして気になるプレイヤーは、森田哲矢(さらば青春の光)、河合郁人、Matt。「友達は多い方」と話す3名だが、果たして友達を集められるのか、誰がくるのか。必見です。

『罵倒村』

一歩足を踏み入れると村人全員から罵倒されるという架空の村に迷い込んだ芸人たちが、村人からの激しい罵倒に対して怒りを表に出すことなく我慢できるかどうかを競い合う番組。

こちらの過激な企画、実はYouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」初の大型ロケ企画として公開されたコンテンツ「罵倒村~もしも日本に住民全員が罵倒してくる村があったら~」をパワーアップさせた番組なんです。Netflixで制作された過程も独特ですし、知名度の高い元テレ東のプロデューサー・佐久間宣行の企画演出という点で注目です。

『ゴールデンコンビ』(Amazonプライム)

即興コントで一番面白い新コンビが決まる最強新コンビ決定戦開幕! M-1王者/KOCチャンピオンなど、人気・実力を兼ね備えた16名の芸人が、この番組でしか見られない8組のオリジナルコンビを結成。MCは千鳥。全8ステージで、200人の観客が「最も面白くないコンビ」に投票。各ステージ1組が脱落していく超過酷な最強新コンビ決定戦!
こちらの番組の総合演出は日テレ出身の橋本和明。現在は独立し、WOKASHI代表/QREATION取締役でもあります。現在はAmazonやNetflixと番組制作をしている敏腕演出家。テレビ業界でも活躍し、さらに独立して新しい道を切り開いている人なので、このような点からもチェックしたいところです。

まとめ

業界研究のためにチェックしておきたいエンタメ作品を紹介しましたがいかがだったでしょうか。
冒頭でもお話しした通り、これらの作品が好きかどうかといった個人的な感想ではなく、なぜヒットしたのか、自分の考えを持つことが大切です。その上で、自分が作りたい作品を語れることがベストです。むしろトレンドに惑わされないほど作りたいものがあったり、次の時代を作りたいという強い思いがあったり、そう言った「自分の意見を持つこと」を大切にしましょう。