現役ADに聞いた!テレビ業界で働き始めて嬉しかった出来事!やりがいを感じた瞬間!

しんどそう、辛そうなどとネガティブなイメージを持たれがちなテレビ業界ですが、働いている中で、この業界でしか経験できないことや、やっていて良かったなと思う瞬間はたくさんあります。 そこで今回は、実際に現役ADの子たちから聞...


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しんどそう、辛そうなどとネガティブなイメージを持たれがちなテレビ業界ですが、働いている中で、この業界でしか経験できないことや、やっていて良かったなと思う瞬間はたくさんあります。
そこで今回は、実際に現役ADの子たちから聞いたテレビ業界で働き始めて感じた嬉しかったことを紹介していきたいと思います。

エンドロールに名前が載った

エンドロールとは、映像作品において最後に流れるクレジットのことです。
制作に参加したスタッフや出演者、制作会社などの情報が表示されます。
実際にこのエンドロールに自分の名前が載ったときは、達成感や喜びでいっぱいになり、最後まで頑張ってよかったと思えます。
いつも何気なくみていたエンドロールに自分の名前があるなんて最初は信じられませんが、親や友達から「見たよ!」などと連絡が来たりして実感がわいて嬉しくなったりします。

自分の案が採用された

通常、番組の企画はディレクターや作家さんなどが考え、提案し、ロケや収録の内容が構成されていきますが、ミニゲームの内容やクイズ番組の問題など、番組によっては、ADでも良い意見があれば採用してもらえることがあります。

AD経験者の筆者も実際に自分が提案したクイズの問題案が採用され、出演者が解いてくれた時には感動したのを覚えています。自分が提案した案が採用され、それが放送されたときの喜びは非常に大きく、それが先輩や視聴者に評価されるとやりがいにも繋がりますし、もっと良い案を出したいと思うようになり、モチベーションにも繋がります。
ADのうちから、色々なネタや編集時のデザインなどを考えておくのは、のちのちディレクターになったときに役立ちます!
新入社員でも、案が良ければ採用される可能性は大ですので、自分の考えたことがテレビで放送されるチャンスは大いにあります!

芸能人に会えた

なんと言っても、たくさんの芸能人に会えるのはとても嬉しく、感動します!
憧れのタレントさんに会えた時や、一緒に仕事ができた時の喜びは計り知れません。
あくまでも仕事ですので、喜びや興奮を表には出しませんが、心の中では叫んでいます。担当の番組の出演者はもちろんですが、収録内だけでなく、テレビ局内のエレベーターでバッタリ出会ったり、喫煙所で一緒になったりと仕事以外の場面でも
会うことはたくさんあります。
推しが急に目の前に現れることもあるのです…!

また、自分が担当している番組のレギュラータレントさんとは定期的に会うことになるので、覚えてくれて仲良くしてもらえることもあります。テレビで見ていた時は別世界にいるような感覚だった芸能人に自分の存在を認識され、覚えてもらえるというのはとても嬉しいです!

そしてテレビでは見ることができない生の顔や、オフの時の芸能人、カメラが回っていないときの芸能人、放送ではカットされるトーク内容など、テレビ業界で働いているからこそ見ることができるものがたくさんあります。

憧れのタレントさんに会うことが日々の頑張る糧にもなり仕事中に非日常のことを味わうことができるというのがテレビ業界ならではの醍醐味ではないでしょうか。

美味しいものが食べられる

テレビ業界で働いていると、ロケなどで色んな美味しいものを食べることができます!
ロケがあると必ずロケハンがあるのですが、ロケハンではロケ当日と同じことをするので実際に演者さんが食べるものを食べることができます。
インサートで撮った料理もスタッフが美味しくいただいています。
普段は食べることができないような高級な料理が食べられることもあるのです!どれだけ疲れていても美味しいものを食べるために頑張る人もたくさんいます。

また、ロケや収録などでは、ロケ弁を発注するのですが、足りないという事態は絶対にさけなければならないので、人数分より多くお弁当を発注することがほとんどなので少々余ることがよくあります。その余った分はもらえることが多いため、食費が浮きます!多めに余ったときは、何個か持って帰って冷凍保存している人もいます。テレビ業界で有名なオーベルジーヌ喜山などの美味しいお弁当を家でも食べられるのは非常に嬉しいです。このように、色んな食べ物をたくさん食べる機会があるのです!

SNSで視聴者の反応が良かった

番組スタッフの中には自分の担当している番組が放送されたら、その評価をSNSなどでチェックしている人もいます。
その評価が良かったときは、非常に嬉しいですし、やりがいにも繋がります。良い意味で話題になったりすると、その喜びは計り知れないと思います。
みなさんの中にも、見ている番組の評価などをSNSに投稿している人もいるかと思いますが、その何気ない投稿がスタッフのやりがいになっているのです。是非、みなさんもテレビ業界で働いてみて、その喜びを一緒に味わってみましょう!

紹介したお店の反響が良かった

番組内で紹介したレストランや施設、観光地、商品などの反響が良く、人気になったときはとても嬉しくなります。
実際に番組で取り上げたお店が次の日から大人気となり、行列ができるようになるということも実際にたくさんあります。そうなったときのスタッフ陣は大喜びです。テレビの影響力を改めて思い知ります。
親や友達に、あの人気になったお店、私が担当している番組で紹介したことがきっかけで人気になったんだよと自慢したくなりますね。

取材先の人に感謝された

番組で取材させていただいた方に感謝されると、ずっと心に残る嬉しい出来事となります。
人に感謝されるというのはやはり何にも代えられない、グッとくる喜びというものがあります。打ち合わせからロケハン、ロケ当日など長い間お世話になった取材先の人にロケの後や放送後に感謝されることがあると頑張りが報われ、やってよかったと思えますし、今後の活力にもなります。
取材がきっかけで仲良くなり、放送後も関わり続けるなんてこともあり、人脈を広げることもできますし貴重なつながりができます。

アーティストのライブやイベントに関係者として行ける

番組のレギュラー出演者やゲストで来た芸能人のライブやイベントに関係者として行くことができるチャンスがあります。
ライブやイベントでなくても、映画のチケットをもらえたり、ライブのグッズやCDをもらえたりすることもあるのです。
推しのライブに関係者として入れるなんて夢のようですよね。やはり、関係者として入ることができるというのは特別感が大きいと思います。
チケットや優待券などは、そのタレントさんや事務所とやり取りをするプロデューサー経由でもらえることがほとんどなので、推しがいる人は、その推しと仲の良いプロデューサーと仲良くなっておくと、色々もらえたりするかもしれません!

まとめ

今回は、テレビ業界で働き始めて嬉しかった出来事に関して紹介しましたが、いかがだったでしょうか?もちろん、大変な仕事はあるのですが、このように嬉しいこともたくさんあります。
テレビ業界だからこそ経験できることも非常にたくさんあるので、是非みなさんも挑戦してみて実際に喜びを味わってみてください!