今年もあっという間に年末が迫ってきました。そろそろ各テレビ局が、年末年始の特番などで大繁忙期を迎えることでしょう。年末年始の大注目特番と言えば、NHK紅白歌合戦を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
先日、出場者も発表され、音楽ファンの間では盛り上がりを見せていますね✨
今年は初出場のフレッシュなアーティストが多く、SNSでも話題が絶えないラインナップでした。
この記事では、実際に発表された紅白出場者の顔ぶれと、今年特に話題になったアーティストの振り返りをあわせてご紹介していきます。
紅白2025 出場歌手一覧
※50音順 ※カッコ内は出場回数

紅組
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アイナ・ジ・エンド(初)
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あいみょん(7)
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ILLIT(2)
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幾田りら(初)
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石川さゆり(48)
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岩崎宏美(15)
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aespa(初)
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CANDY TUNE(初)
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坂本冬美(37)
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髙橋真梨子(7)
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ちゃんみな(初)
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天童よしみ(30)
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乃木坂46(11)
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HANA(初)
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Perfume(17)
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ハンバート ハンバート(初)
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FRUITS ZIPPER(初)
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MISIA(10)
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水森かおり(23)
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LiSA(4)
白組
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&TEAM(初)
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ORANGE RANGE(3)
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King & Prince(6)
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久保田利伸(2)
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郷ひろみ(38)
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サカナクション(2)
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純烈(8)
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TUBE(3)
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Number_i(2)
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新浜レオン(2)
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Vaundy(3)
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BE:FIRST(4)
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福山雅治(18)
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布施 明(26)
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Mrs. GREEN APPLE(3)
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三山ひろし(11)
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M!LK(初)
今年は特に“初出場組”が多く、SNSでのバズやライブ動員など、今の音楽シーンの勢いをそのまま形にしたようなラインナップになりましたね!
2025年話題アーティストを一挙振り返り
ここからは、今年話題になったアーティストたちを振り返っていきましょう!

レジェンド・周年・リバイバル編
リバイバルヒットが話題『ORANGE RANGE』
なんといっても今年リバイバルヒットが注目されたORANGE RANGE。自身のYouTubeでは人気芸人・マユリカとコラボし、レンジ世代”平成あるある”72連発イケナイ太陽 (令和ver. Music Video)を公開。2200万回を超える再生を記録。「平成あるある」を72個探すという個性的なMVが話題を呼びました。最新曲では映画『ストロベリームーン 余命半年の恋』の主題歌である「トワノヒカリ」も発表しています。
紅白にも 3回目の出場 が決まり、ブーム再来を象徴する1年となりました。
10周年で進化を続ける『Mrs. GREEN APPLE』
今年でメジャーデビュー10周年を迎え、先日には今年末をもって「フェーズ2」を完結させ、来年1月1日から「フェーズ3」が始まることを発表しているミセス。
今年は 紅白に3回目の出場 も果たしました。
コールドスリープ前の節目『Perfume』
2026年から「長く人生を共にしていくため」と「また“新しいPerfume”になるため」の“コールドスリープ”を宣言しているPerfume。Perfumeの結成は1999年。長い下積みを経て「ポリリズム」をきっかけに2007年ごろブレイクし、以降も長く人気を保ち、国民的アーティストになりました。
今年も 紅白17回目の出場 を果たしています。
10周年で存在感抜群『TWICE』
デビュー10周年を迎えたTWICE。日本で根強い人気を誇るK-POPアイドルグループの一つ。昨年は日本人ユニット『MISAMO』として紅白に出場したことでも話題になりました。今年ワールドツアー『THIS iS FOR』の日本公演を実施、さらに来年の追加公演も発表しました。10月24日にはドキュメンタリー映画『ONE IN A MILL10N』を公開しました。
紅白には選出されませんでしたが、活動の幅広さはさすがです。
メジャーデビュー20周年『RADWIMPS』
今年メジャーデビュー20周年を記念したトリビュートアルバム『Dear Jubilee -RADWIMPS TRIBUTE-』が、11月19日にリリースされます。また、デビュー20周年記念で野田洋次郎の歌詞集発売も話題です。
紅白の出場はありませんでしたが、節目の存在感は十分でした。
2026年活動ラストイヤーへ『嵐』
2026年のツアーを最後に活動終了を発表した嵐。先日はファンに向けての5人揃っての配信が話題となった。休止前最後の紅白では「嵐が去った後に、虹のかかった美しい空が、どうか皆さんの前に広がりますよう。明けない夜はないと信じて」と言葉を残した嵐。
紅白出場はありませんでしたが、改めて存在の大きさを感じた年でしたね。

フレッシュ編
日本中で大ブーム!『HANA』
HANAは、BMSG × CHANMINA GIRLS GROUP AUDITION PROJECT 2024 “No No Girls”から誕生した7人組ガールズグループです。メンバーは、CHIKA、NAOKO、JISOO、YURI、MOMOKA、KOHARU、MAHINA。今年4月にデビューしてから新曲が毎回話題となり、2026年にはHANA 初の全国ホールツアー開催が発表されています。他のガールズグループとは違った個性的なスタイル、個人が持つスキルの高さが際立ち今年最も話題となったガールズグループの一つといえるでしょう。
今年は 紅白初出場 が決まり、まさに“今年の顔”と言えるグループかもしれません。
イイじゃんでSNSを席巻『M!LK』
『M!LK』は、今年『イイじゃん』がSNSで大ヒットしました。スターダストプロモーションに所属する佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人からなる業界大注目の5人組ボーカルダンスユニット。2014年に結成。個々の活動も注目される中、グループとしては「5人でドームツアーをやりたい」という目標を強く掲げています。俳優としても活動が注目されている佐野は「もし自分が死ぬってなって1番に思い返すのはM!LKの活動。人生だなって思う」と、グループへの愛を語っております。
今年ついに 紅白初出場 を達成しました。
東京ドーム公演が決定『FRUITS ZIPPER』
アソビシステムが手掛ける、アイドル文化を世界に向けて発信する新プロジェクト「KAWAII LAB.」より誕生。月足天音、鎮西寿々歌、櫻井優衣、仲川瑠夏、真中まな、松本かれん、早瀬ノエルによる7人組アイドルグループ。昨年も有力視されていたものの出場はありませんでした。しかし、活動の勢いは止まらず来年は東京ドーム公演を予定しており、パワーアップしています。
今年は念願の 紅白初出場 も果たし、飛躍の1年となりました。
グローバルに活躍する『XG』
2022年にデビューしたXG。JURIN、CHISA、HINATA、HARVEY、JURIA、MAYA、COCONAからなる7人組HIPHOP / R&Bガールズグループです。デビュー前から約5年間の厳しいトレーニングを積んでいた彼女たちの実力は既に世界中に広まっており、今年はアメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ」で日本人アーティストとして初のトリを務めるという大役を果たしました。生歌・ラップ・ダンス・衣装・ヘアメイク、全てにおいて隙がないといわれている「X-POP」。
紅白出場はなかったものの、グローバルな存在感は群を抜いています。
オーディションから止まらぬ勢い『timelesz』
『timelesz』は旧Sexy Zoneの3名と、Netflixで配信されたオーディション番組『timelesz project AUDITION』(通称:タイプロ)を経て、加入した新メンバー5名。 現在は佐藤 勝利、菊池 風磨、松島 聡、寺西 拓人、原 嘉孝、橋本 将生、篠塚大輝、猪俣周杜の8人グループとして活動しています。年末には京セラドーム2Days、年始に東京ドーム4Daysの公演を予定しており、幅広い年代に支持されています。
紅白出場はありませんでしたが、ドーム公演などで勢いを感じました。
ミリオン達成&ドーム公演完走『INI』
Produce 101 JAPAN SEASON2から誕生したINI。メンバーは池﨑理人、尾崎匠海、木村柾哉、後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、髙塚大夢、田島将吾、西洸人、藤牧京介、松田迅の11名。ボーイズグループが多数いる中、苦戦しながらも地道な活動とファンの熱い支持に支えられ、2024年には6TH SINGLE『THE FRAME』で日本レコード協会が発表するゴールドディスク認定で出荷100万枚を達成。今年2025年はバンテリンドーム ナゴヤで3Days公演。先日は初のドキュメンタリー映画『INI THE MOVIE「I Need I」』が公開されました。昨年叶わなかった紅白はグループの悲願。ダンスボーカルラップと実力のあるメンバーが揃っており、今年デビュー4周年を迎えたINIに注目が集まってます。
惜しくも紅白出場はなりませんでしたが、ボーイズグループ界では確実に存在感を放ちました。
かわいいだけじゃない!『CUTIE STREET』
『FRUITS ZIPPER』と同じ「KAWAII LAB.」で誕生し、2024年8月にデビューしたCUTIE STREET。デビュー曲である『かわいいだけじゃだめですか?』はSNSでも大ヒット。グループのコンセプトは“KAWAII MAKER”。メンバーは古澤里紗、佐野愛花、板倉可奈、増田彩乃、川本笑瑠、梅田みゆ、真鍋凪咲、桜庭遥花の8人。デビュー1周年を記念した『CUTIE STREET 1st ANNIVERSARY TOUR 「CAN’T STOP CUTIE」』を12都市15公演にて開催し、合計48,000人を動員しました。
紅白出場はありませんでしたが、今後ますます注目が高まりそうです。

まとめ
2025年の紅白は、初出場アーティストがとても多く、まさに“今の音楽シーンの勢い”を映し出したようなラインナップでした。
また、音楽の活躍の舞台は紅白だけとは限りません。カウントダウンライブをやるアーティストもいますし、最近はライブ配信でそれぞれの発信をするアーティストもいて、形式も多様になってきました。とはいえ、紅白は年末の一大イベントですし、目標にしているアーティストもたくさんいます。
年末の音楽イベントを楽しみながら、来年のさらなる活躍にも期待したいですね。
