世界を魅了する日本のバラエティ番組!驚きの発想力、感動がグローバルに広がる
日本のスポーツバラエティ番組の企画がオリンピック競技として検討されるなど、日本発のテレビ番組が今や世界のエンターテインメント界で注目を浴びています。
その背景には、日本ならではの発想力や“人間味”にあふれた番組が、国境を越えて愛されていることがあります。
今回は、世界で大人気の日本バラエティ番組を紹介しながら、実際に海外でどのように受け止められているのかを掘り下げてみましょう!
日本のテレビ番組が海外で活躍する2つの展開方法
日本のテレビ番組が世界に広がるためには、大きく分けて「番組販売」と「フォーマット販売」という2つの手法があります。それぞれの特徴を見てみましょう。
1. 番組販売
番組をそのままの形で海外に届ける方法です。
字幕を追加したり、一部を編集する程度で、基本的にはオリジナルの内容がそのまま放送されます。
日本独自の魅力や雰囲気をそのまま伝えることができるのが大きな強みです。
例:「はじめてのおつかい」
2. フォーマット販売
番組のアイデアや構成を海外向けにアレンジする方法です。
現地の文化や視聴者の好みに合わせてリメイクすることで、より親しみやすくなり、受け入れられやすくなります。
この手法では、番組の核となる魅力を保ちつつ、現地仕様に変化させる柔軟性が求められます。
例:「¥マネーの虎」
これらの方法は、すでに完成した番組や企画を活用し、長期的に利益を生み出す効率的なビジネスモデルとして注目されています。それぞれが持つ特徴を活かすことで、日本の番組はさらに多くの国々で支持を得ることができるのです。
海外で大人気の日本バラエティ番組10選
日本のバラエティ番組が、どうしてこれほど海外で愛されているのかご存じですか?
人気の理由を徹底解剖するとともに、「海外で大人気の日本バラエティ番組10選」をお届けします!
予想外の発想力に驚く海外の方も多いようです。そして、心温まる感動作品も!世界を虜にする魅力的な番組たち、どうぞ最後までお見逃しなく!
「はじめてのおつかい」
こちら海外でも大人気な日本番組の1つです。
日本では1991年から日本テレビ系列で放送されています。
小さい子ども達が初めておつかいに行く、買った魚などを途中で落としてしまったりハプニングも毎度お馴染み。誰もが一度は見て、微笑み、感動し、涙したのではないでしょうか。
こちらは2022年にNetflixで「Old Enough!」として配信スタートしました。
海外のファンは「どのエピソードも泣ける」「かわいい」という声があると同時に、子ども一人歩かせる事へのカルチャーショックで「困惑した」という反応も。
「探偵!ナイトスクープ」
1988年から放送されている朝日放送テレビ制作の番組です。
視聴者の依頼を探偵局員が一緒に調査し、解決を目指す番組です。
「10年以上知恵の輪と悪戦苦闘する日本のおじいさん」「1分間で最高何回の指パッチンができるか」など、この見出しだけで笑ってしまいますね。心に響く感動回もあって大変面白い番組です。世界でも共通する感情に響く番組のようです。
「YOUは何しに日本へ?」
こちらは2013年からテレビ東京系列で放送。
空港を利用する訪日外国人にインタビューし密着取材を行う、過去出演者の今を追っかける回もあり人気番組。
バナナマンの日村勇紀さんと設楽統さんの軽快なMC、そして日本の魅力を再発見できる点も魅力でした。海外の方も何故日本に行くのかへの好奇心もあり、英語でインタビューを受けるので視聴しやすいといった声がありました。
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」
1989年から日本テレビ系列で放送中の人気番組です。
松本人志さんと浜田雅功さんがMCを務めるこちらも長寿番組。
斬新なコンセプトと笑いを追求したスタイルで、毎回笑撃的(衝撃とかけて)!!!
海外では、「笑ってはいけない」シリーズなど、静寂を守らなければならない状況で繰り広げられる笑いの攻防戦の絶妙なシュールさが、国境を越えて視聴者の心をつかんでいるようです!この感覚、世界共通なんですね。
「爆笑!明石家さんまのご長寿グランプリ」
2016年の年末にTBS系列で放送がスタート、元気なご長寿がクイズなど色んな企画に登場。笑いすぎて涙が出る!
遠く離れた子どもへビデオメッセージを送るコーナーでは爆笑エピソードを全国でバラしてしまったり、時には感動し涙をするそんな人情溢れる番組内容は海外でも「感動」を伝える番組として話題になりました。
「家、ついて行ってイイですか?」
テレビ東京系列で2014年から放送です。夜中の街で一般人に声をかけ、その方のご自宅でインタビューを行うバラエティ番組。色んな方の色んな人生エピソードを、知ることができ、涙を誘う事もありました。人生ドラマが海外でも共感を呼び、中国版も制作されています。面白そう。見てみたいですね!
「欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮想大賞」
これは国民的番組の1つではないでしょうか。100回の歴史ある、日本テレビ系列の視聴者参加型バラエティ。参加者が知恵とアイデアを出し制作した仮装作品。賞金100万円を目指す番組です。Youtube公式チャンネルでも過去の優秀作品が公開されてます。惜しくも合格できなかった参加者へ欽ちゃんが、ユーモアを交えながらも温かい声をかけ、失敗を笑いに変えるようなコメントも和みます。言葉が分からなくても楽しめるのが海外でも人気のある理由の1つとの事です。
「料理の鉄人」
1993年から1999年までフジテレビ系列で放送されていました。
「鉄人」と呼ばれる料理人と「挑戦者」と呼ばれるゲストシェフが料理対決!!
和洋中華様々な鉄人が、大人気になりましたよね。料理文化を豊かにしたきっかけだったかもしれません。2004年にアメリカ版が制作されてます。
「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」
こちらは1986年から1989年に放送されたTBS系列の視聴者参加型の伝説的なバラエティ番組です。この番組は、参加者がさまざまな体力や知力を試されるユニークなゲームに挑戦し、城主であるビートたけし(北野武)の待つ「たけし城」攻略を目指す内容で、失敗した際の派手な転倒シーンや、予想外の展開が視聴者を魅了しました。笑いとスリルが絶妙に融合した番組として、国内外で高い評価を受け、世界中159の国でリメイク版が制作されるなど、現在でも愛されています。
「SASUKE」
1997年から放送。身体能力に優れた参加者が巨大フィールドアスレチックの完全制覇に挑む!!TBSの大人気番組です。これまでなんと世界165の国と地域で放送。2009年にはアメリカ版が制作。アメリカ版も現地で大人気でした。
そして!!なんと!!初の世界大会「SASUKEワールドカップ」が昨年2024年に開催されました!日本、アメリカ、ドイツ、フランス、オーストラリアの代表が団体戦で戦い、ノックアウト方式で優勝国を決定。日本からはJAPAN Red(森本裕介)、JAPAN Blue(漆原裕治)、JAPAN Legend(長野誠、山田勝己、ケイン・コスギら)が参戦。アメリカからは完全制覇者ダニエル・ギル、女性唯一の3rdステージ進出者ジェシー・グラフが登場。圧倒的なスピードとパワーで繰り広げられる激闘に盛り上がりました!世界中で放送され、まだまだ大人気の「SASUKE」です。
以上、世界で人気の日本のテレビ番組10選でした。
まとめ
日本のバラエティは、笑い・涙・挑戦を通じて世界中で愛されています。
単なる「おもしろ番組」ではなく、そこには人間らしさ・温かさ・発想力があり、文化の違いを越えて視聴者を惹きつけるのです。次はどの日本番組が世界を席巻するのか?これからの展開にも期待が高まりますね!