原作ものが強い!エンタメ業界志望者は押さえておくべき!話題の映像化作品まとめ【2025最新】

エンタメ業界を受ける上で、ほぼ常識と言っていいほどチェックしておきたいのが、話題の作品です。トレンド作品をおさえておくことで、番組を制作する際に活きたり、就活の際にさまざまなコンテンツを見ているとアピールできたり、話題にすることができます。 その中でこの記事では、映画・ドラマで話題になった作品から、その原作まで紹介します。業界について理解を深めるとともに、原作を見て、実写化への違い等比較してみてください。


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エンタメ業界を受ける上で、ほぼ常識と言っていいほどチェックしておきたいのが、話題の作品です。トレンド作品をおさえておくことで、番組を制作する際に活きたり、就活の際にさまざまなコンテンツを見ているとアピールできたり、話題にすることができます。
その中でこの記事では、映画・ドラマで話題になった作品から、その原作まで紹介します。業界について理解を深めるとともに、原作を見て、実写化への違い等比較してみてください。

映画

『国宝』

2025年6月に公開され、大ヒットした映画「国宝」
任侠の一門に生まれながら、女形としての才能を見出され歌舞伎役者の家に引き取られた喜久雄。彼はやがて、その家の御曹司と切磋琢磨し芸に青春を捧げていく、吉沢亮さん主演の映画です。
こちらの映画は吉田修一さんの「国宝」が原作となっています。歌舞伎指導を担当した中村鴈治郎さんの元で約3年にもわたり、黒衣を纏って歌舞伎の舞台裏を取材した。作品には取材の成果が存分に盛り込まれ、その緻密な描写と深い人間ドラマが高く評価されています。
映画の大ヒットで書籍販売累計130万部を突破しました。

『秒速5センチメートル』

2025年10月に公開された注目の実写映画「秒速5センチメートル」
「君の名は。」「天気の子」など数々の大ヒットアニメ映画を生み出してきた新海誠さんの2007年に公開された同名アニメ映画「秒速5センチメートル」が原作となっています。
新海誠さんのアニメ映画「すずめの戸締まり」で声優初挑戦をした、SixTONESの松村北斗さん主演で実写映画化となりました。

『ブラック・ショーマン』

2025年9月に公開されたミステリー映画「ブラック・ショーマン」
「容疑者Xの献身」「マスカレード・ホテル」などといった大ヒット実写化作品を多数生み出している東野圭吾さんの小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」が原作となっております。
東野圭吾さんの実写化に多く関わってきた福山雅治さんが主役を務めている映画です。

『か「」く「」し「」ご「」と「』

2025年5月に公開した映画『か「」く「」し「」ご「」と「』
「君の膵臓を食べたい」なども書いている、住野よるさんによる同名小説を原作に、奥平大兼さんが主演を務めた実写映画です。
高校生の男女5人がそれぞれ「人の気持ちが少しだけ見える」という特別な力を隠し持ちながら、もどかしくも切ない青春の日々を過ごす物語となっています。

『おいしくて泣くとき』

2025年4月に公開された映画「おいしくて泣くとき」
森沢明夫さんの同名長編小説を原作としているラブストーリーです。
なにわ男子の長尾謙杜さんが劇場映画初主演を務めた作品で、男女の突然の別れに隠された秘密をめぐる物語となっています。

『遠い山なみの光』

2025年9月に公開された映画「遠い山なみの光」
原作は、ノーベル文学賞作家カズオ・イシグロのデビュー小説となっています。
広瀬すずさんが主演を務めた、戦後の長崎と1980年代のイギリスを舞台に、主人公・悦子が過去の記憶をたどる形で物語です。
日本・イギリス・ポーランドの共同制作で、国や文化を越えた普遍的なテーマ—戦争の影響、家族、記憶、そして喪失—が丁寧に描かれています。

ドラマ

『波うららかに、めおと日和』

2025年4月から放送され、SNSでとても話題になったフジテレビ系木曜10時ドラマ「波うららかに、めおと日和」
芳根京子さんが主演を務めた、昭和初期を舞台に、帝国海軍中尉の瀧昌となつ美の新婚夫婦を描いたラブコメディです。
西香はちさんの同名漫画が原作となっており、累計発行部数は、190万部を記録しております。

『19番目のカルテ』

2025年7月から放送されていたTBS系日曜劇場「19番目のカルテ」
嵐の松本潤さんが主演を務める、総合診療医が、病気だけでなく生活や心にまで踏み込んで診断していく姿を描いている物語。
富士屋カツヒトによる連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」が原作で、ウェブ漫画サイト「ゼノン編集部」で連載されています。

『彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる』

2024年7月から、2025年6月からTBS系列MBSにて放送されていた深夜ドラマ「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」
加藤史帆さんが主演を務め、第1弾ドラマが好評で第2弾が作成された、先輩との2人のすれ違いオフィスラブを描いた物語です。
Sal Jiangさんの同名漫画が原作となっております。

『DOPE 麻薬取締部特捜課』

2025年7月から放送されていたTBS系金曜ドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」
King & Princeの髙橋海人さんと中村倫也さんがW主演を務める謎の新型ドラッグ「DOPE」をめぐる、麻薬取締部特捜課の捜査を描いた物語です。
「博多豚骨ラーメンズ」などを執筆する小説家の木崎ちあきさんの同名小説が原作です。

『ちはやふるーめぐりー』

2025年7月から放送されていた日本テレビ系水曜ドラマ「ちはやふるーめぐりー」
末次由紀さんによる女性漫画「ちはやふる」が原作の競技かるたを題材とした物語です。
広瀬すずさんが主演で2016年から3部作として映画化、その10年後の世界を今回、當真あみさん主演、オリジナルーストーリーでドラマ化しています。
映画から見ても、ドラマだけ見ても楽しめる作品となっておりますが、映画から見た方がより楽しめるドラマとなっております。

じゃあ、あんたが作ってみろよ』

2025年10月から放送中のTBS系火曜ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」
今、最も話題と言っても過言ではないこの作品。
最新話が放送する度にXで関連ワードがトレンド入りするなど、SNSは大盛り上がり。
TVerとTBS FREEでの総再生回数は10月14日の時点で火曜ドラマ史上最多となる365万回を突破しています
原作は谷口菜津子さんの人気同名漫画で、竹内涼真さん演じる亭主関白思考の海老原勝男が、夏帆さん演じる恋人・山岸鮎美に振られるところから始まる逆再生ラブストーリーです。

まとめ

エンタメ業界を目指すうえで、話題の映画やドラマをチェックすることは、もはや“常識”とも言えます。
話題作を知ることで、業界研究や志望動機づくりに活かせるだけでなく、面接やグループディスカッションでの話題作りにもつながります。さらに、原作と実写を比較することで、コンテンツ制作における「原作の解釈」「キャスティングの意図」「演出の工夫」など、より深い分析力を養うことができます。
この記事を機に、映像作品だけでなく、小説などの活字に触れてみましょう。また、エンタメを“楽しむ”だけでなく、“考察する”姿勢は、業界を目指すあなたにとって大きな強みとなるはずです。ぜひ今後も、日々の作品視聴を自分の「武器」に変えていってください!