お笑い好きADがM-1グランプリ2025優勝コンビを予想してみた!〜2024年のM-1グランプリの振り返りも〜

「今年のM-1、誰が獲ると思う?」 番組の合間にスタッフ同士でそんな会話が飛び交う季節になりました。 昨年に引き続き、今年も2025年M-1グランプリの優勝コンビを、お笑い好きのADさんたちに予想してもらいました!


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「今年のM-1、誰が獲ると思う?」
番組の合間にスタッフ同士でそんな会話が飛び交う季節になりました。
昨年に引き続き、今年も2025年M-1グランプリ優勝コンビを、お笑い好きのADさんたちに予想してもらいました!

M-1グランプリ2025 概要

狙えチャンピオン!奪え賞金1000万円!――今年もM-1グランプリが開幕します。

例年に引き続き「ナイスアマチュア賞」「ベストアマチュア賞」が設けられるほか、今年はさらにパワーアップ!なんと「ナイスキッズ賞」が、人気コミック雑誌『コロコロコミック』とのコラボ企画に!1回戦全日程を通じて、小学生以下のメンバーだけで組まれた漫才コンビの中から特に印象に残った子ども漫才師たちには――大人気ギャグ漫画『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』の作者・曽田一寿先生直筆の“似顔絵イラスト認定証”が贈られます。子ども芸人たちにとっては一生モノの宝物になりそうなスペシャル賞。ファンも見逃せませんね!

参加資格はいたってシンプル――“とにかくおもしろい漫才”。審査員の採点で合否が決まります。

エントリー数

今年はなんと 過去最多の11,521組がエントリー!
昨年より1,191組も増えており、まさに史上最大の激戦
名実ともに「お笑い界最大の祭典」と呼ぶにふさわしい大会となりそうです。

自己紹介

まりん(仮名):お笑い好き新人AD。普段からテレビでお笑いを見ることが好きで、家でお笑        いを見ては爆笑している。

ほこ(仮名):お笑い好き新人AD。漫才を見るのが大好きで、時々劇場にも足を運ぶ。好きなお笑い芸人は、なすなかにし。

昨年(2024年)のM-1グランプリを振り返る

まりん:2023年に続き令和ロマン二度目の優勝、とっても熱い戦いでしたね!今回のM-1はネタを披露する順番から大変熱い展開が繰り広げられていたように思います!ほこさんは令和ロマンの優勝どうでした!?

 

ほこ:とても熱い戦いでした!2023年に優勝した令和ロマンがネタ順で一番になるという奇跡のようなスタートで・・・
この時点で今年も令和ロマン優勝の道は決められていたのかもしれない・・・なんて思っちゃいましたよ。

 

まりん:ほんとそうですね!勝敗の鍵を握ると言っても過言ではない笑御籤を任されていた阿部一二三さんが「引きが強すぎる」「くじ運がすごすぎる」などと言ってSNSを席巻していました。くじでも”流石世界王者”を魅せられた気がします笑

 

ほこしかもその阿部一二三さんの引きの強さは令和ロマンに止まらなかったんですよね。阿部さんが2番手に引いたのはまさかまさかの2023年準優勝のヤーレンズでした!もうここまで来ると引きが強いどころではない・・・と昨年の流れを辿りすぎていて、恐怖すら覚えました笑

 

まりん:あれはある種恐怖でした笑いや〜でも前回王者の令和ロマン、やっぱり流石でしたね!ネタ順1位というプレッシャーに押し潰されていない堂々とした漫才披露、痺れました!!!

 

ほこ:流石、”前回王者”の名に恥じないネタを披露されていたと思います!決勝ではあるあるを詰め込んだ「名字」をネタにするとは、また新たな角度から、視聴者も共感しやすいネタになっていて非常に面白かったです!

 

まりん:名字がテーマということで、視聴者でも学生時代、経験されたことがある人が多く笑えるとことが多かったのではないかなと思います。特に”わたなべ”あるある、面白すぎて腹を抱えて笑いましたよ。個人的に名字が「よ」から始まる名字だったので、学生時代席順で並んだ時にわたなべが身近にいたこともあり、首がもげるほどわかるな〜と頷きながらめちゃくちゃ笑いました。

 

ほこ:そうだったんですね!角の席の渡邉が良く言うセリフの一例として、「先生1枚余りました」、「学年が変わる度に渡邉は角の席に舞い戻る」「渡邉の正面の席の記憶はあるか」「簡単な方(渡辺)で書かれた時に、(わたなべの)そっちでもいいですよ〜っていう優しさ」あれらは個人的パワーワードすぎました笑

 

まりん:ほんと渡邉関連のパワーワードが多すぎましたよね!笑「わたなべ」であそこまで話を広げられる人たち、中々いませんよ笑

 

ほこ:個人的には、2位でしたけど、「偉人の名言」というネタを披露したバッテリィズもすごい好きでしたね!めちゃくちゃ話題になったエースの会場を爆笑の渦に巻き込んだガリレオ・ガリレイという偉人の名前を聞いての一言「細そうすぎる笑これはM-1史に残る名言だったと言って良いと私は思います!

 

まりん:ボケのエースが「細そうすぎる!」と発した時の会場の爆発具合半端じゃなかったですもんね笑私も予想していなかったインパクト大のツッコミに思わず吹き出してしまいました笑バッテリィズはエースのキャラもものすごくいいですよね。今回のネタも、エースという人の元々のキャラの良さがあって、成り立っている部分が少なからずあったように感じました!

 

ほこ:わかります笑エースはナイスキャラですよね笑しかも周り回ってその「細そうすぎる」という最強爆笑ワードがガガーリンの「地球は青かった」で「細そうすぎるて!」とまさかの二回目の登場を果たしましたから笑もう笑わない人はいないでしょってゆう笑宇宙好きの人には本当“細そうな人”が多いです。エースのおかげで新たな発見とゆうか気づきを得てしまいました笑

 

まりん:最後、寺家さんが「こういう偉人の言葉とか参考にせんかったら、人間に生まれてきた意味ないで」と言うとエースが「生きるのに意味なんていらんねん もうええわ」と言って終わるのも斬新で良かったですね。なんともこのネタに登場してくるキャラらしい、エースらしい締めの一言になっていて、清々しさすらありましたから笑

 

ほこ:ネタ披露後、審査員のアンタッチャブル柴田さんがボケのエースに対して「クリティカルなバカ」と評価していたのが印象的で、最大級の褒め言葉だなと感じながら見ていました。

素人ながらですが、バッテリィズはなんだか爆発的に売れる予感がして、ワクワクします!

今年の優勝コンビ予想

まりん:ほこさんは先程バッテリィズが爆発的に売れる予感と話されていましたね!やはり今年の予想優勝コンビはバッテリィズでしょうか?

 

ほこ:そうですね!バッテリィズ、今きていると思うので、優勝してくれると思っています!!
最近M-1であんなに「売れるな」というほぼ確信に近いようなものを感じた芸人さんはいなかったですからね。期待したいです!
まりんさんは今年、どのコンビが優勝すると予想していますでしょうか?

 

まりん:なるほど!バッテリィズは昨年、決勝一回戦では最高得点でしたし、是非その勢いで、今年は優勝してくれたら嬉しいですね!

私はこの頃すっかりM1グランプリ常連のヤーレンズ、期待したいですね!2023年、令和ロマンが優勝して、その後2024年のM1グランプリで、ネタ順一番を引いたまた令和ロマンが前年同様また優勝。この時、ネタ順2番手だったのがヤーレンズで、ヤーレンズは2023年に準優勝している訳なんです。ヤーレンズも令和ロマンと同じ街道を辿っているような気がしてきませんか?

なので私は、この奇跡のような展開にも賭けて、個人的にネタも好きなヤーレンズが優勝すると予想しました!

 

ほこ:なるほど!そう言われるとなんだかそんな気がしてきちゃいました!あれはほんと奇跡に近しいものがありましたからね。

 

まりんヤーレンズも昨年の決勝戦でのネタ、とても面白かったです!おにぎり屋さんの漫才コントで、大御所石川さゆりさんを登場させ、その上おにぎり屋さんがテーマで、石川さゆりさんに因んで「握り海峡飯景色」というワードまで爆誕させてしまったのは本当に天才かと思いました笑

 

ほこヤーレンズは2023年の決勝ネタ「お引越し」でも思いましたけど、楢原さんのキャラ作りもすごく魅力的ですよね。楢原さんのキャラ作りがあまりにも良いので、そこで繰り広げられる物語にあっという間に入り込めてしまうんです。こちらも昨年度優勝の2位の令和ロマンに次ぐ披露とは思えない、堂々とした、とても印象的な漫才でした!

 

まりん:はい、おにぎりのサイズで「小・中・高:大」があり、”高”はそのまんまかと思いきや硬いで”硬”(こう)という、こういうところにヤーレンズの渾身のこだわりを感じます。

 

ほこ:確かに。細かいところまで行き届いた非常にこだわりを感じるネタだったと私も感じました。

 

まりん:私は他にも今勢いに乗る「エバース」が優勝してくれるのではないかと予想しています。なぜなら、彼らは、漫才・コントなどジャンルを問わず”デビュー10年以内”の若手お笑い芸人の頂点を決定する『第46回ABCお笑いグランプリ2025』ラストイヤーで王者に輝いているんです!また、エバースは2016年に結成2024年には『NHK新人お笑い大賞』優勝『ツギクル芸人グランプリ』決勝進出『M-1グランプリ2024』で第4位と「ABCお笑いグランプリ」以外にも快進撃を続けているコンビなのです。

 

ほこ:まさに今”ノリに乗っている”コンビで、”M-1グランプリでの優勝”も近い気がしますね!

 

まりん:現在M-1グランプリは15年目が最後の挑戦ということで、その年が通称「ラストイヤー」と呼ばれると思うのですが、今年、2025年は、2010年に結成したコンビを中心に、多くの芸人が”最後の挑戦”を迎えますね。

 

ほこ:そうですね。今年ラストイヤーというと、「ちょんまげラーメン」、「マテンロウ」、「カナメストーン」、「デニス」、「じぐざぐ」、「いぬ」、「モンスーン」、「武者武者」、「シマッシュレコード」などといったところだと思いますが、この中で特に期待できそうなコンビはいますか。

 

まりん:そうですね・・・私は、最近結成15年目の節目の年にコンビ名を「インディアンス」から「ちょんまげラーメン」に改名すると発表したことでも話題の2人に期待したいです!改名は”水曜日のダウンタウン”での改名ドッキリ企画がきっかけでまさか本当に改名するとは驚かされましたけど、名前も新しくしたわけですし、気持ちも新たに、新しい名前で”M-1グランプリ王者の座”を勝ち取ってくれたらそれはとても嬉しいことだなと思いますね。

彼らは以前M-1グランプリ2020で、、「敗者復活戦」勝ち上がりという非常に惜しい結果も残していることもありますから、今年ラストイヤーでの優勝の可能性十分にあるのではないでしょうか。

 

ほこ:確かに、敗者復活戦で勝ち上がったことがあるという点ではだいぶ期待が持てそうですね!

 

まりん:あと期待する人はいますでしょうか。

 

ほこ:そうですね、ここまでだいぶ予想してきましたが、「天才ピアニスト」なども優勝してくれたら嬉しいなと思っています。

 

まりん「天才ピアニスト」!!いいですよね、私も密かに、応援していました!天才ピアニストは何度かM-1グランプリ挑戦されていますよね?

 

ほこ:そうですね。何度か挑戦はしているのですが、まだ決勝戦まで駒を進められたことはないんです。でも、彼女たちがM-1グランプリに限らず、他に賞レースにも出場し数々の良い結果を残しているのを知っていますか?

 

まりん:はい、知っています。2021年12月には「女芸人No.1決定戦 THE W」で初の決勝進出を果たしていて2022年5月には、「第52回NHK 上方漫才コンテスト」同年12月には「女芸人No.1決定戦 THE W」で優勝2023年11月には「令和5年度NHK新人お笑い大賞」でも優勝していますよね!

 

ほこ:そうなんですよ!そのこともあり、今回のM-1グランプリ2025では今まで数々の大会で培ったものを活かして大活躍してくれるのではないかと期待しています!

 

まりん:そうですね、一緒に期待しましょう!

今年の優勝コンビ予想 “チャットGPTに聞いてみた”

まりん:さてさて、ここまで数多のコンビを優勝予想と題して上げてきましたが、チャットGPTにもM-1グランプリ2025、誰が優勝するか聞いてみたので、その結果をみてみましょう!

 

ほこ:チャットGPTにも聞いてみるとは・・・!面白そうですね!チャットGPTは誰を優勝予想として挙げていましたか?

 

まりん:そうですね、まずあげてきたのが「カベポスター」「真空ジェシカ」でした。

 

ほこなるほど、これまた強い2組をあげてきましたね

 

まりん「カベポスター」に関しては、”2022年・2023年・2024年と決勝常連。独特の知性派漫才で、「完成度」ではトップクラス。安定した評価を重ねており、2025で一気にとる可能性”と予想していて「真空ジェシカ」に関しては、”独特のワードセンスでコアな人気。これまで審査員票が伸び切らなかったが、時代が追いつけば大化けも”というように予想していました。

 

ほこ:この2組に期待大!なのがひしひしと伝わってきますね。「カベポスター」「真空ジェシカ」ももう上位の常連ですからね。

他には誰か挙げていましたか?

 

まりん:他には、ここからのジャンプアップに期待枠として、「くらげ」、「ダブルヒガシ」、ダークホース候補として「ストレッチーズ」、「トニーチョ」などを挙げていましたね。

 

ほこ:聞いたことのない名前も多いですが、期待できそうな人たちがたくさんいて、なんだか非常にワクワクしますね。

 

まりん:チャットGPTのおかげで優勝予想の幅が広がり、自分がまだあまりよく知らない人たちにも興味が持て、より一層M-1グランプリを楽しむことができそうです。

他に期待できるコンビ

まりん:今年のM-1も他にも期待できそうな人たちが挙げたらキリがないくらい、沢山いますね。

 

ほこ:そうですね!沢山いるとは思いますが、まりんさんは他に誰に期待しますか?

 

まりん:そうですね・・・いすぎて難しいですけど、例えば「真空ジェシカ」でしょうか。もう既にM-1グランプリ上位の常連ではありますが。

 

ほこ:これまた強いコンビで、こちらも優勝の可能性重々にありそうですね。

 

まりん真空ジェシカは年々ネタの精度が確実に上がっているというのが手に取るようにわかるんです。昨年のネタ、「商店街」なんて川北さんの衝撃の一言「終わらせましょう!」から始まっていましたからね。こういう勢いが真空ジェシカにはある種爆発力として備わっているのかもしれませんね。

 

ほこ:個人的に「商店街」と聞いた時、商店街に限定しているのも中々攻めているなとは思いましたね。

 

まりん真空ジェシカは2024年の決勝ネタでいうと、武田鉄矢さんを「武田よく寝たさん、徹夜ではなくて?」という笑いに変えたり、武田さんの代表曲♩”贈る言葉”を”貰い 画像〜”と真逆の言葉で表現したり、まさかの方向からここでそのボケくるか!といったように唯一無二の個性的な笑いを持っているなという印象で、本当に面白いです。

 

ほこ真空ジェシカ、本当にセンス抜群ですよね。笑まさかの角度から・・・!という笑

 

まりん:ほこさん的に他にも期待できそうなコンビがいれば教えてください!

 

ほこ:私は男性ブランコですね!彼らが2022年のM-1グランプリの決勝戦で披露した「音符運び」というネタが忘れられないんです。

 

まりん男性ブランコ!なるほど!彼らもM-1グランプリの常連といったイメージが強く、いつも惜しいところにいるなという印象がありますね。音符運び、「音楽家に音符を届ける仕事」で、興味を持った浦井さんにどんな風にして音符を持ち運ぶのか披露するといった内容だったと思いますが、あれは本当になんというか、壮大で強烈でした笑

 

ほこ:中々に強烈でしたよね笑 男性ブランコといえば毎回少しトリッキーでファンタジーな設定、世界観のネタが多いなという印象ですが、音符運びの強烈さに勝るものはないかもしれないです笑まさかとんでもないサイズ感の8分音符が出てくるなんて思いませんから笑

 

まりん:私もあれはびっくりして笑いが堪えきれませんでした。

 

ほこ:記号がことごとく凶器になっているという設定も斬新でまんまと笑わされました。浦井さんが音符にやられて、倒れるのには大爆笑してしまいました。

 

まりん:インパクト絶大でした!

最後に!

2025年のM-1グランプリも、すでに前哨戦から大きな盛り上がりを見せています。
決勝は 12月にテレビ朝日系で放送予定。
爆笑必至の熱い戦いを、ただ観るだけでなく「自分の推しコンビを見つけて優勝予想をしながら楽しむ」のもオススメです。2025年のチャンピオンは果たしてどのコンビになるのか――最後の瞬間まで目が離せません!