テレビ業界を目指す27卒の就活生にとって、日本テレビ・テレビ朝日・TBS・フジテレビ・テレビ東京といったキー局の採用は、早い段階から意識しておきたい重要な選考です。
キー局の新卒採用は、毎年おおよその共通点がありつつも、エントリー時期や選考内容には局ごとの違いがあります。
また、インターンや動画選考、企画課題など、他業界とは異なる独自の選考が用意されているのも特徴です。
本記事では、27卒向け(2026年選考)を前提に、昨年の選考を振り返りながら、キー局就活の全体像から局別の選考フロー、今から準備しておきたいポイントまでをまとめて解説します。
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27卒キー局就活の全体像(2026年選考)
27卒のキー局新卒採用は、局によってエントリー開始時期が大きく異なります。
締切が早い局では秋頃にエントリーが始まる一方で、年明け以降に本格化する局もあるため、常に最新の採用情報をチェックしておくことが重要です。
エントリー開始に向けては、インターンシップや会社説明会に参加し、テレビ業界の仕事への理解を深めておくことが欠かせません。
インターンから本選考に直結するケースもあるため、早い段階からの行動が結果に大きく影響します。
▼ キー局就活の基本的な流れ
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- ① エントリーシート提出・Webテスト
- ② 1次・2次面接
- ③ グループディスカッション・筆記試験
- ④ 3次以降の面接・最終面接
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局によっては、ESとあわせて動画提出が求められたり、面接回数が5回以上になることもあります。
キー局就活では、企画力・表現力・人柄を多角的に見られるため、十分な準備が必要です。
局別の選考内容まとめ

TBSの選考フロー
TBSの選考フローは下記のようになります。
・webテスト、ES、動画提出
・1次面接、2次面接
・筆記テスト
・3次面接
・グループディスカッション
・4次面接
・最終面接
TBSの選考に応募するためには、エントリーシートを記入する前にWebテストを受験する必要があります。内容は言語・非言語・性格で、所要時間は約1時間半です。
Webテストの受験が完了したらエントリーシートを記入します。
過去のESでは、以下のような質問が出されています。
・TBSに入社してやりたいこと、実現したいこと
・学生時代に挑戦したことや力を入れていたこと
・周囲からどのような人だといわれるか
・人に話したくなる、自分の意外なエピソード
・自分自身にハッシュタグをつけるとしたら
TBSのエントリーシートは一時保存も可能なため、しっかり内容を整理して提出するようにしましょう。また、動画提出も必須となるため、話す内容・構成・伝え方を意識した準備が重要です。
ES通過後は1次面接・2次面接へ進みます。1次面接では自己紹介や志望動機などの基本的な質問、2次面接ではより深く踏み込んだ質問が想定されます。
2次面接後はTBS本社にて筆記テストが実施されます。
このテストはTBS独自形式で、約4時間かかるといわれています。
内容は以下のような問題が出題される可能性があります。
・一般常識問題
・エンタメ系問題
・番組企画に関する問題
筆記テストの公式情報は公開されていませんが、倍率は約2倍程度、6割程度の正答率が合格ラインと言われています。
その後は3次面接 → グループディスカッション → 4次面接 → 最終面接と進みます。
4次面接では社員6名と学生1名の個人面接が行われ、入社意欲が強く見られるといわれています。
最終面接は社長を含む経営陣との面接となるため、志望度の高さと自分の強みを明確に伝えることが重要です。
テレビ朝日の選考フロー
・ES、動画提出
・Webテスト、SPI
・筆記試験
・面接
・グループディスカッション
・最終面接
基本的な流れはTBSと似ていますが、テレビ朝日への志望度が強く見られる傾向があります。
「なぜテレビ朝日なのか」を明確に説明できるよう、企業研究を深めておきましょう。
日本テレビの選考フロー
・エントリーシート
・Webテスト(TG-WEB)
・1次面接
・グループディスカッション
・2次面接
・ジョブ選考
・3次面接
・最終面接
日本テレビの特徴はジョブ選考が行われる可能性がある点です。
過去には「お題を2分間の動画コンテンツにする」といった課題が出された例もあります。
グループワーク形式で進むこともあるため、企画力だけでなくチームでの発言力や協調性も重要になります。
フジテレビの選考フロー
・エントリーシート
・WEBテスト(適性検査)
・面接(複数回)
・筆記試験(一般常識)
・面接(複数回)
フジテレビでは、ES・面接・筆記試験のすべてで局への理解が問われる傾向があります。
番組の特徴や局のカラーを理解したうえで、自分がどのように関わりたいかを整理しておくことが重要です。

テレビ東京の選考フロー
・エントリーシート
・個別面接
・グループディスカッション
・適性検査・筆記試験
・グループ面接
テレビ東京の特徴はクリエイティブテストがある点です。
瞬発的な発想力や企画構成力など、番組制作に必要なスキルが問われる内容となっています。
また、最終面接がグループ面接になることもあり、テレビ東京に入社したい理由を具体的に説明できることが重要です。
スケジュールまとめ表(2026年参考)
※以下は過去実績をもとにした目安です。年度や職種によって変更される可能性があるため、必ず最新情報は公式サイトで確認してください。
27卒が今からやるべき就活対策
キー局就活では、動画選考や企画課題など、他業界にはない選考が多くあります。
動画選考対策
・質問意図を正確に理解する
・伝えたい内容を簡潔にまとめる
・聞き手を意識した話し方を心がける
企画課題対策
・各局の番組や強みを分析する
・日常的に「企画」を考える習慣をつける
また、インターンシップやOB・OG訪問も重要です。現場の話を聞くことで、志望動機に深みを持たせることができます。
キー局就活では、「テレビ業界が好き」だけでなく「なぜその局なのか」を明確に語れるよう準備しておきましょう。

まとめ
今回は、27卒向けにキー局就活の全体像を、選考フローやスケジュールとあわせて解説しました。
日本テレビ・テレビ朝日・TBS・フジテレビ・テレビ東京といったキー局は、日本のテレビ業界の中心を担う存在であり、多くの学生が憧れる人気企業でもあります。その分、選考は非常に倍率が高く、早い段階からの準備が結果を大きく左右する就活と言えるでしょう。
特にキー局の選考では、動画選考・企画課題・グループディスカッションなど、他業界ではあまり見られない選考形式が多く採用されています。そのため、一般的な就活対策に加えて、企画力・表現力・テレビ業界への理解を深めておくことが重要になります。
また、「テレビ業界に入りたい」という思いだけでなく、「なぜその局なのか」「どんな番組を作りたいのか」といった具体的なビジョンを持つことも、選考を突破するための大きなポイントです。
インターンシップへの参加やOB・OG訪問、日頃から番組やコンテンツに触れることなどを通して、自分なりのテレビ業界との関わり方を見つけていきましょう。
キー局就活は情報戦でもあります。
最新の採用情報をチェックしながら、早めに準備を進めることで、他の学生と差をつけることができます。
本記事を参考に、自分なりの就活スケジュールを立て、納得のいくキー局就活を進めてみてください。
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