なぜK-POPが人気なのか
K-POPの世界的人気を誰もが感じている今、テレビ業界でもK-POPの知識は最低限つけておく必要があります。なぜK-POPがここまで人気なのか不思議に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。まず、韓国ではK-POPを国策として推進しており、韓国の方が豪華なセットが多かったり、技術面も発展しているところがあります。日本のグループでもMVの撮影は韓国で行うなど、音楽だけではない総合的な観点も含めて、K-POPが注目を浴びているともいえるのです。また、K-POPアーティストは、デビュー前から練習生として数年間の厳しいトレーニングを積んでいます。磨き上げられたパフォーマンスは、クオリティが高く、歌やダンスはもちろんのこと、ステージでの表現力やカメラアピールの方法まで鍛えられています。
音楽自体もポップ、ヒップホップ、EDM、R&Bと多彩なジャンルが取り入れられ、SNSでのトレンドにも敏感です。
このエンターテインメント性に優れた部分が、日本のファンにとっても新鮮な刺激となっています。
そこで今回は、最低限知っておくべきとも言えるK-POPのグループやソロアーティスト、グループの構成などもご紹介いたします!
【女性グループ編】
TWICE(トゥワイス)
Mnetのサバイバルオーディション番組『SIXTEEN』で選抜された9人組ガールズグループ。ナヨン、ジョンヨン、モモ、サナ、ジヒョ、ミナ、ダヒョン、チェヨン、ツウィ。韓国人5人、日本人3人、台湾人1人。最近では日本人であるモモ・サナ・ミナの3人でMISAMOとしても活動しています。
BLACKPINK(ブラックピンク)
リサ、ロゼ、ジェニー、ジスの4人組ガールズグループ。2016年のデビューから高いパフォーマンス力と一人一人のカリスマ性で人気となり、日本でもかなり前からファンが大勢いるグループ。また、一人ひとりに実力があり、ソロ活動も全員行っています。
ITZY(イッチ)
2019年2月に韓国デビュー。メンバーはイェジ、ユナ、リュジン、リア、チェリョン。ITZYといえばガールズクラッシュのイメージが強いグループ。ガールズクラッシュとは、「同性にも衝撃を与えるほど魅力的な女性」のこと。かっこいいイメージの楽曲が多いことが特徴です。
IVE(アイヴ)
2021年12月1日デビューの6人組ガールズグループ。韓国人5人、日本人1人で構成。ユジン、ガウル、レイ、ウォニョン、リズ、イソ。「I HAVE=IVE」を意味するグループ名には、「私、そして私たちが持っているものを、IVEらしく堂々とした姿で見せる」という決意が込められている。日本デビューは2022年10月。2024年には初めての東京ドームコンサートを開催。
i-dle(アイドゥル)
2018年に韓国で最多となる新人賞9冠に輝き、最も注目を集めた5人組グローバルガールズグループ。グループ名は、”5人の個性が集まったチーム”という意味が込められている。メンバーはミヨン、ミンニ、ソヨン、ウギ、シュファ。
LE SSERAFIM(ル・セラフィム)
2022年デビュー。韓国の5人組ガールズグループ。メンバーはサクラ、キム・チェウォン、キム・ガラム、ホン・ウンチェ、カズハ。2024年4月には、アメリカで開催された世界最大級の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル2024」に出演し、話題となった。
ILLIT(アイリット)
2023年に開催されたネクストガールズグループを誕生させるサバイバル番組『R U Next?』のオーディションを経てデビュー。メンバーは、YUNAH、MINJU、MOKA、WONHEE、IROHAの5名。ENHYPENの所属レーベルBELIFT LABが生み出した初のガールグループとして注目を集めている。
BABYMONSTER(ベイビーモンスター)
大手事務所YGから約7年ぶりにデビューしたガールズグループで、韓国、タイ、日本出身の多国籍メンバーで構成されている。メンバーはルカ、パリタ、アサ、アヒョン、ラミ、ローラ、チキータ2024年4月、1stミニアルバム[BABYMONS7ER]を通してデビューし、ガールズグループのデビューアルバム初動1位達成、タイトル曲‘SHEESH’でガールズグループデビューM/V最短1億回再生突破、デビュー2か月でSpotifyストリーミング再生1億回達成などの記録を立てた。
aespa(エスパ)
カリナ、ウィンター、ジゼル、ニンニンの4人組ガールズグループ。2020年にシングル「Black Mamba」でデビュー、MVはYouTube再生数で1億回を突破し大きな話題となりました。2025年秋には日本でのアリーナツアーを予定しています。
Kep1er(ケプラー)
韓国・Mnetのオーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典」(通称:ガルプラ)から誕生した、日・中・韓の多国籍メンバーで構成されている7人組グローバルガールズグループ。2024年に9人体制の活動を終了。現在は7人体制で活動。
YENA(イェナ)
ソロアーティスト。2018年10月、IZ*ONEのメンバーとしてミニアルバム「COLOR*IZ」でデビュー。2022年1月ミニアルバム「SMiLEY」でソロデビュー!音楽番組「M COUNTDOWN」で1位を獲得し、日本でも人気が高まっていま。また、『SMILEY-Japanese Ver.-』ではちゃんみなともコラボしている。
IZ*ONE(アイズワン)
韓国のオーディション番組『PRODUCE 48』のオーディションで選ばれた韓国人9名と日本人3名で結成され、2018年10月29日から2021年4月29日までの2年6か月の期間限定で活動したグループ。期間終了により、惜しまれつつ活動を終了しました。日本人では、LE SSERAFIMのサクラや、矢吹奈子、本田仁美が所属していました。
NewJeans(ニュージーンズ)
おそらくK-POPにあまり触れたことがない方にも知られているほど知名度が高いNewJeans。日本でもかなり多くのファンがいます。5人組グループで活動していますが、現在元所属事務所との対立により事実上活動が休止となっている状態です。2025年2月7日、グループ名をNJZ(エヌジェージー)に変更しています。
【男性グループ編】
BTS(ビーティーエス)
2013年デビュー。韓国国内外の新人賞を総なめしたBTSは、名実共に韓国を代表するトップクラスのボーイズグループへと成長。メンバーは、JIN(ジン)、J-HOPE(ジェイホープ)、RM(アールエム)とV(ヴィ)、JIMIN(ジミン)、JUNG KOOK(ジョングク)、SUGA(シュガ)。近年、韓国の兵役義務で全員での活動ができずにいたが、メンバーのSUGAが、兵役の代わりに公益業務に従事する「社会服務要員」としての任務を終了。これでメンバー全員が兵役を終えたことになり、完全体のグループ活動再開にファンの期待が高まっています。
SHINee(シャイニー)
2008年5月に韓国でデビューし、音楽賞の最優秀新人賞を多数受賞。オンユ、ジョンヒョン、キー、ミンホ、テミンの5人組グループ。2011年6月22日に1stシングル「Replay-君は僕のeverything-」で日本デビューを果たしました。それぞれソロ活動も行っている実力あふれるグループ。
SEVENTEEN(セブンティーン)
13人組グループで2015年5月26日にミニアルバム「17 CARAT」で韓国デビュー。グループ名には13人のメンバー+3つのユニット+1つのチーム=17という意味が込められている。
VOCAL TEAM、HIPHOP TEAM、PERFORMANCE TEAMの3つのユニットで構成され、楽曲制作から振付に至るまでメンバー自らが携わっている。
NCT(エヌシーティー)
「NCT〜」と様々な場面で出てくるので違いがよくわからないという人も多くいるかと思いますが、メンバーがそれぞれ違うユニットです。
2016年結成。 NCTは、「Neo Culture Technology」の略で、全体では25人ですが、固定メンバーを持たず、様々なユニットで活動しています。
例えばNCT Uはメンバーが決まってるわけではなく、歌のコンセプトに合わせて自由な組み合わせで活動するユニット。
NCT 127はメンバーが決まっていて10人。127はソウルの経度である東経127度線が由来で127人グループではないのでご注意ください!
WayVは、韓国人がいないユニットで、クン、テン、ウィンウィン、シャオジュン、ヘンドリー、ヤンヤンの6人で構成されており、韓国語、中国語・タイ語・ドイツ語など様々な言語で会話するそうです。
NCT DREAMは、2016年に活動を開始しており、現在はマーク、ロンジュン、ジェノ、ヘチャン、ジェミン、チェンロ、チソンの7人で活動しています。
ENHYPEN(エンハイプン)
2020年にサバイバル番組「I-LAND(アイランド)」というオーディション番組から選ばれた7人のメンバーで構成されています。メンバーはHEESEUNG(ヒスン)、JAY (ジェイ)、JAKE(ジェイク)、SUNGHOON(ソンフン)、SUNOO(ソヌ)、JUNGWON(ジョンウォン)、NIKI(ニキ)です。2025年、世界最大級の音楽フェス・コーチェラにENHYPENに出演し、13曲にわたる熱いステージを行い話題となりました。
Stray Kids(ストレイキッズ)
Stray Kidsは2017年、サバイバル・リアリティ番組「Stray Kids」を通じて選抜された、2PMやTWICEらを輩出したJYPエンターテインメント所属のボーイズグループ。メンバー自ら作詞・作曲・プロデュースを手掛ける。メンバーは、Bang Chan(バンチャン) · Lee Know(リノ) · Changbin(チャンビン) · Hyunjin(ヒョンジン) · HAN(ハン) · Felix(フィリックス) · Seungmin(スンミン) · I.N(アイエン)。
n.SSign(エンサイン)
2022年に開催された日韓合同オーディション番組「青春スター」から誕生。オーディションで最終選抜された日本人メンバーのカズタ、韓国人メンバーのヒョン、ドハ、ジュニョク、ソンユン、ハンジュン、ヒウォンの7人でデビューに向けて活動を続けていたが、2023年7月にオーストラリア出身のロビン、台湾出身のロレンス、アメリカ出身のエディの3人が新たに加わり、国際色豊かな10人グループへと進化しました。
TOMORROW X TOGETHER
(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)
韓国の5人組ボーイズグループ。メンバーはSOOBIN(スビン)、YEONJUN(ヨンジュン)、BEOMGYU(ボムギュ)、TAEHYUN(テヒョン)、HUENINGKAI(ヒュニンカイ)。グループ名には、「お互い違う君と僕がひとつの夢に集まって、一緒の明日を作っていく」という意味が込められている。2024年には30万人動員の自身初4大ドームツアーを経て、今年は全6都市を巡るアリーナツアーを開催した。
ZEROBASEONE(ゼロベースワン)
韓国の9人組ボーイズグループ。グローバルボーイズグループデビュープロジェクト『BOYS PLANET』(通称:ボイプラ)から誕生。メンバーは、ジャン・ハオ(ZHANG HAO)、ソン・ハンビン(SUNG HAN BIN)、ソク・マシュー(SEOK MATTHEW)、リッキー(RICKY)、パク・ゴヌク(PARK GUN WOOK)、キム・テレ(KIM TAE RAE)、キム・ギュビン(KIM GYU VIN)、キム・ジウン(KIM JI WOONG)、ハン・ユジン(HAN YU JIN)。
2023年7月に韓国でリリースしたデビューアルバム「ZEROBASEONE The 1st Mini Album『YOUTH IN THE SHADE』」が200万枚以上を売り上げ、ダブルミリオンセラー達成。その後もダブルミリオンセラーを達成。2作連続のダブルミリオンセラーとなった。2024年3月に日本デビューし、海外アーティストの1stシングルでは歴代最高の初週売上枚数を記録。
まとめ
さて、今回はK-POPグループについてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。K-POPについて知らなかったことや聞きづらかったことがこのページで解決できていたら嬉しいです!また、「紹介されていないけど注目!」といったようなグループ・ソロの方々がいればぜひ編集部まで!勉強させていただきます!