【2025年最新】生成AIでイラストを作る方法|無料ツール・プロンプト例・商用利用まで完全ガイド

生成AIで“自分だけのイラスト”を作るのは、もう特別なスキルが必要な時代ではありません。この記事では、無料で始められる画像生成AI(ImageFX/Microsoft Designer/Canva など)の選び方から、理想の絵を出すためのプロンプト設計テンプレ、失敗を減らすネガティブプロンプト、さらに編集でクオリティを上げる仕上げ術までをまとめて解説。商用利用・著作権・倫理面の注意点も押さえつつ、SNSやブログ、サムネ制作、グッズ化まで活用アイデアも紹介します。


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AIで「自分だけのイラスト」を作るのは、特別なスキルがいる時代ではなくなりました。
テキストで指示を入力するだけで、キャラクターイラストもアイコンも背景画も、数十秒で生成できるのが、いまの生成AIです。

この記事では、無料で使える画像生成AIツールの選び方から、理想の絵を出すためのプロンプト設計のコツ、そしてビジネス利用の前に必ず押さえておきたい著作権・商用利用・倫理面のポイントまでを一気に解説します。
Google「ImageFX」や「Microsoft Designer」、Canva など、国内から使いやすい2025年時点のサービスを中心に、実際の活用シーンも交えながら紹介していきます。

生成AIでイラストを作るとは?仕組みと今注目される理由

ここでは、生成AIがどのような仕組みでイラストを作り出しているのかと、なぜ今これほど注目されているのかを、初めての方にもわかりやすく解説します。

生成AIのイラスト制作では、多くがテキストトゥイメージ(Text to Image)と呼ばれる仕組みを採用しています。ユーザーが「黒い猫が街灯の下で本を読んでいる」といった文章を入力すると、AIがその内容を解析し、学習済みデータをもとに新しい画像として出力します。
この技術を支えているのが、DALL·E 3 Stable Diffusion XL などの最新モデルです。
これらは膨大な画像とテキストの組み合わせからパターンを学習しており、
以前の世代に比べて構図の破綻や文字の崩れが少なく、細部まで描き込みができるようになりました。特に DALL·E 3 は、文章のニュアンスをより精密に解釈してくれる点が評価されています。
こうした進化により、イラスト制作のハードルは大きく下がりました。ブログやSNSのアイキャッチ、LPの挿絵、プレゼン資料のカットなど、これまでデザイナーに依頼していた部分を社内で素早く作れるようになり、マーケティングの現場でも活用が広がっています。
また、画像生成AIは「最終稿」を一発で作るというより、アイデア出しやラフ制作のスピードを上げるツールとしても注目されています。複数パターンのラフを短時間で出力し、そこから人間が選んでブラッシュアップしていくことで、品質と効率の両方を高められるからです。さらに、個人の同人誌制作やVTuberの立ち絵・配信用サムネなど、クリエイター周辺の現場でも導入が一気に進んでいるのも大きな特徴です。今後も対応サービスは増え続けるでしょう。

無料で使えるおすすめAIイラストツール10選(2025年最新)

ここからは、無料または無料枠つきで使える生成AIツールの中から、日本語ユーザーにとって使いやすいサービスを用途別に整理して紹介します。まずはざっくり特徴を押さえてから、自分に合うものを選びましょう。

日本語の通りやすさ重視:ImageFX/Microsoft Designer/Canva

リアル寄りの高精細表現:Midjourney

アニメ・イラスト寄り:NovelAI/SeaArt

初心者でもすぐ使える日本語対応ツール

Google ImageFX
Google が提供する実験的な画像生成サービスで、ブラウザだけで利用できます。日本語プロンプトも比較的通りやすく、「ゆるい水彩風」「ラフな手描き風」などざっくりした指示でもそれらしい絵を出してくれます。

Microsoft Designer(旧 Bing Image Creator)
DALL·E 系モデルを搭載したデザインツールで、テキスト入力だけでバナー案やサムネイル案を自動生成できます。Edge のサイドバーからすぐ呼び出せるため、「調べ物をしながらその場で案出し」がしやすいのが特徴です。

Canva Magic Media(生成AI機能)
デザインツール Canva に組み込まれた画像生成機能です。日本語UIで操作でき、生成したイラストをそのままテンプレートに配置して、SNS画像やスライドまで一気に作れます。無料プランでも一定枚数は生成可能です。

これら3つはいずれもブラウザ完結・日本語対応で、「まず試すならここから」という王道の選択肢です。

リアル系・アニメ系で差が出るツール選び

Midjourney
高精細なリアル調や重厚なファンタジー画を得意とするサービスで、写真と見まがう背景やゲーム風イラストを作りたい人に人気です。

DALL·E 3(ChatGPT 経由)
ChatGPT 上から利用でき、会話をしながらプロンプトを調整できるのが強みです。細かな構図指示や長い説明文を使いたい場合に向いています。

NovelAI
二次元アニメ調のキャラクター生成に特化したツールで、髪型や表情のバリエーションが豊富です。ネガティブプロンプトも細かく指定できます。

SeaArt
ブラウザで使える画像生成プラットフォームで、日本語にも対応。アニメ・イラスト系のスタイルプリセットが多数あり、テイストを選ぶだけで雰囲気を変えられます。

「リアルに寄せたいか」「アニメっぽく見せたいか」でこれらのツールを使い分けると、同じ指示でも仕上がりの差がはっきり分かります。

スマホでもできる!アプリ版生成AIの実力

Picsart AI
写真・動画編集アプリ内の機能で、撮った写真をその場でイラスト化したり、テキストから1枚絵を生成したりできます。

Bing Image Creator(モバイル版 Copilot を含む)
スマホのブラウザや Copilot アプリから利用でき、音声入力でプロンプトを読み上げるだけで画像を作れるのが便利です。

Dream by WOMBO
スタイルとテキストを選ぶだけのシンプルなアプリで、アート調の印象的な一枚絵をすばやく生成できます。

これら3つを使えば、「スマホで撮影→AIで加工→そのまま投稿」まで1台で完結できます。

理想のイラストを作るためのプロンプト設計術

ここでは、思い描いたイメージに近いイラストを出すためのプロンプトの書き方や、改善のコツを具体例付きで整理します。

基本構文を理解する(スタイル・構図・質感)

良いイラストを出す第一歩は、プロンプトの型を押さえることです。
多くのツールでは「キャラ(主役)+背景+アートスタイル+描画トーン」という要素をそろえて書くと、イメージが伝わりやすくなります。

a cute cat in watercolor style, pastel colors, soft lighting と指示すると、キャラクター(猫)、画風(水彩)、色味(パステル)、光の雰囲気(柔らかい光)がまとまった一枚を生成しやすくなります。
日本語でも生成はできますが、細かなスタイル指定は英語のほうが通りやすいツールが多めですまず日本語で書き、うまくいかなければキーワードだけ英語に置き換える、といった二段構えで試すのがおすすめです。

【万能プロンプトテンプレ(コピペOK)】
“a {主役キャラ}, {服装・表情}, in {背景}, in {art style}, {lighting}, {color tone}”
例:
a girl with short hair, smiling, in a cozy cafe, in watercolor style, soft lighting, warm colors.

上記の波かっこ { } の部分を入れ替えていくだけで、さまざまなシーンに応用できます。

プロンプト改善のコツと便利ツール

最初の一枚で理想通りになることは少ないので、生成結果を見て少しずつ修正するサイクルが大切です。

「構図が遠い」→ close-up, portrait を追加
「色が暗い」→ bright colors, vivid を追加
「ごちゃごちゃしている」→ simple background, minimal を追加

といった具合に、気になった点をそのままキーワードにして足していきます。
AI Prompt Generator や Promptomania などの支援ツールを使えば、「ポーズ」「カメラアングル」「画質」などを選択式で指定でき、複雑な英語プロンプトも半自動で組み立てられます。自分用テンプレートを作り、案件ごとにキーワードだけ差し替えると効率的です。

ネガティブプロンプトの使い方

多くの画像生成AIには、入れてほしくない要素を指定するネガティブプロンプトがあります。

文字を消したい → no text, no watermark
体の歪みを減らしたい → no extra limbs, no distorted hands
背景をシンプルにしたい → no background objects, plain background

といった指示を追加すると、典型的な失敗パターンを減らせます。
特に人物イラストでは、指や顔の歪みが出やすいため、「手」「顔」に関するネガティブ指定を厚めに書くと安定しやすくなります。同じプロンプトでもネガティブを丁寧に書き込むだけでクオリティが変わるので、自分なりの「禁止リスト」を育てていきましょう。

【万能ネガティブプロンプトセット】
“no text, no watermark, no extra limbs, no distorted hands, no blur, no low resolution”

まずはこのセットをベースにしつつ、ツールごとに気になる失敗パターン(例:eyes, fingers など)を足していくと、自分専用のネガティブテンプレが育っていきます。

AIイラストを編集・仕上げるためのツール活用法

生成AIが出力した画像を「そのまま使う」のではなく、画像編集ツールで仕上げることで、クオリティを一段引き上げることができます。

仕上げ編集に強い無料ソフト3選

Canva
生成AI機能と同じ画面で、テキスト入れやレイアウト調整ができるオールインワンツールです。サムネイルやバナーを作る場合、テンプレートに当てはめながらサイズや余白を整えやすいのが特徴です。

Photopea
ブラウザ上で動く無料の Photoshop ライクなツールで、レイヤー編集やマスク処理にも対応します。背景透過や細かなレタッチなど、「少し踏み込んだ編集」をしたいときに活躍します。

GIMP
無料のオープンソース画像編集ソフトです。インストール型ですが機能は豊富で、色調補正やフィルタ処理、テキストレイアウトなどひと通りの作業が可能です。
これらはすべて無料または無料枠があり、まずは生成AIから書き出したPNGを読み込んで、明るさやコントラストを軽く調整するだけでも印象が変わります。

典型的なワークフローは、「AIでベース画像を生成 → 余計な部分をトリミング → 色味を整える → 文字入れ」という流れです。特にSNS用の画像では、スマホ画面での見え方を意識して、文字を大きめに配置すると良いでしょう。

AI×AIで磨く!リファイン生成術

最近は、生成した画像を別のAIで再加工するという「AI×AI」の使い方も一般的になってきました。

  • Leonardo AI:構図はそのままに、塗りや質感だけを変えてくれる「スタイル変換」が得意
  • Magnific AI:ノイズ除去やアップスケーリング(解像度アップ)に強く、印刷にも耐えるサイズまで拡大可能

といったサービスを組み合わせることで、最初の一枚をベースにしつつ、解像度や細部の描写を一段引き上げることができます。「粗いけれど雰囲気は良い」画像が出た場合でも、リファイン用のAIに通せば商用レベルまで持っていけるケースが多いため、重要な案件ほどリファイン工程を1ステップ挟むことをおすすめします。

商用利用・著作権・倫理のポイント

ビジネスでAIイラストを使う際には、著作権や利用規約だけでなく、倫理面への配慮も欠かせません。ここでは最低限押さえておきたいポイントを整理します。

AI生成物の著作権の基本ルール

日本の文化庁は、生成AIで作成されたコンテンツについても、基本的には従来の著作権法の枠組みで判断されるという考え方を示しています。
一般に、「既存の著作物に依拠しているか」「創作的な表現がどの程度似ているか」が問題となり、AIで作ったから自動的にセーフというわけではありません。また、AIが出力した画像そのものに、機械としての著作権は認められないとする見解が主流ですが、ユーザー側が行ったプロンプト設計や編集行為に創作性があれば、そこには一定の権利が発生し得ると考えられています。
また、学習データとして利用された画像の扱いも国際的に議論が続いており、今後ルールが変わる可能性があります。企業案件で使う場合は、クライアント側のAIポリシーも合わせて確認しておきましょう。社内ガイドラインを作っておくと安心です。

※2024年以降、日本でも生成AIと著作権に関する議論やガイドライン整備が進んでおり、今後のルール変更を前提に最新情報をチェックしておくことが重要です。

商用利用OKなサービスとNGなサービス

ツールごとに、商用利用の可否やクレジット表記の義務は大きく異なります。

  • ImageFX:実験的な要素が強いため、商用利用については最新の利用規約を要確認
  • Canva:プランや素材の種類によって、商用利用の範囲やクレジットの要否が異なる
  • Bing Image Creator / Designer:基本的に商用利用は可能だが、商標・人物肖像などは別途配慮が必要

など、同じ「無料で使える」サービスでも条件はバラバラです。必ず公式の利用規約ページを読み、「商用利用」「クレジット」「再配布」などの項目をチェックしてから案件に使うようにしましょう。

倫理的利用とAIフェイク防止策

特に人物画像の生成では、ディープフェイクや偽情報拡散のリスクが指摘されています。著名人そっくりの画像や、実在の個人を連想させる写真を無断で生成・拡散する行為は、肖像権・名誉毀損などの問題につながる可能性があります。

ビジネスでAIイラストを使う際は、

  • 「AI生成画像である」ことを明示する
  • 誤解を招くような加工を行わない
  • 未成年に関するセンシティブな表現を避ける

など、利用者側のモラルに基づいたルール作りも重要です。特にSNSでは、投稿テキストに「この画像はAIで生成しています」と一言添えるだけでも、トラブルの予防につながります。

生成AIイラストの活用アイデア集(ビジネス・創作・副業)

生成AIイラストは、SNS運用からグッズ制作、副業クリエイター活動まで、さまざまなシーンで活用できます。代表的な使い方を具体例とともに紹介します。

SNS・ブログ・YouTubeでの活用法

もっとも取り入れやすいのが、SNSやブログのビジュアル強化です。X(旧Twitter)やInstagramのサムネイル、ブログ記事のアイキャッチや挿絵、YouTubeの動画サムネイルなどにオリジナルのイラストを使うことで、タイムラインや検索結果の中で目立ちやすくなり、クリック率の向上にもつながります。
同じ内容の投稿でも、写真素材そのままより「世界観が統一されたAIイラスト」を添えたほうがブランディング効果が高まり、アカウント全体の印象も整えやすくなります。

商品デザイン・グッズ制作での応用

SUZURI や Canva Print などのオンデマンド印刷サービスと組み合わせれば、AIで作ったイラストをそのままグッズ化することも可能です。
Tシャツやトートバッグ、ステッカー、アクリルスタンド、ノートやポストカードといったアイテムに、自分だけのAIデザインを載せて販売する個人クリエイターも増えています。
物理グッズだけでなく、LINEスタンプや壁紙データなどデジタル商品にも展開しやすく、テスト的に少量だけ販売して反応を見ながらデザインを調整できるのもAIならではの強みです。

AI×人間の共同制作による新たな表現

最後に、AIは「人間の仕事を奪う」のではなく、表現の幅を広げるパートナーとして使う発想も大切です。
AIに下絵やラフ構図を任せ、人間が線画や塗りで仕上げる、背景だけAIに生成させてキャラクターは自分で描く、アイデア出しの段階だけAIで大量のバリエーションを作る、といった役割分担が代表的です。
こうしたハイブリッド制作を行うことで、これまでになかったスピードとクオリティを両立できます。実際、プロのイラストレーターや漫画家の中にも、ラフの作成や背景制作だけAIに任せ、最終仕上げは人力で行うことで、制作本数を増やしている例が報告されています。自分の得意な工程だけに集中できるので、創作のハードルを下げつつ作品数を増やしたい人にも向いた方法です。

よくある質問(FAQ)

Q. 商用利用はどこまでOKですか?

ツールごとに条件が異なります。特に無料プランでは「クレジット必須」「高解像度は有料のみ」といった制限が多いため、利用前に必ず公式サイトの利用規約を確認してください。

Q. 日本語だけでプロンプトを書いても大丈夫?

多くのサービスは日本語にも対応していますが、スタイル指定などは英語の方が通りやすい場合があります。日本語でうまくいかなければ、キーワード部分だけ英語に置き換える方法を試してみましょう。

Q. 生成したイラストの著作権は誰のものになりますか?

一般には、AIそのものに著作権はなく、ユーザーのプロンプト設計や編集行為に創作性があれば、そこに権利が認められる可能性があります。ただし、既存作品に酷似している場合などは著作権侵害と判断されることもあるため、商用利用の前にはリスクを十分に検討してください。

Q. 無料ツールだけでやっても問題ありませんか?

個人用途や小規模なプロジェクトであれば、まずは無料ツールで十分です。本格的にビジネス利用する段階で、解像度や生成枚数、商用ライセンスの面から有料プランを検討するのがおすすめです。

Q. どのツールから始めれば良いですか?

まずは日本語に強く、ブラウザだけで完結する ImageFX・Designer・Canva のいずれかを触ってみると良いでしょう。その上で、リアル寄り・アニメ寄りなど、自分の用途に合う特化型サービスを追加していくと効率的です。

さいごに

この記事を通して、生成AIイラストの基本的な仕組みから、具体的なツールの選び方、プロンプトの書き方、そしてビジネス利用の注意点まで一通りイメージできたはずです。
まずは気になるサービスに登録して、1枚目のイラストを生成してみてください。そこからが、あなたのAIクリエイティブのスタートです。

まずはどれか1つのツールで10枚ほど試しに生成してみることが、プロンプトのコツをつかむいちばんの近道です。