M-1・R-1・キングオブコントなど!お笑いショーレース一覧|開催時期・特徴・最新トレンドと優勝者まとめ

M-1グランプリやキングオブコント、R-1グランプリ、THE W、THE SECONDなど、毎年話題を集めるお笑いショーレース。本記事では、各大会の概要や特徴に加え、2025年大会までの歴代優勝者と印象的なエピソードをまとめて紹介します。特に2025年は、漫才・コントともに完成度の高い戦いが続き、「近年でも屈指のハイレベルな年」として注目を集めました。


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テレビを見ていると、M-1グランプリ、R-1グランプリ、キングオブコントなど、毎年新たなスターを生み出すお笑いショーレースが数多く放送されていますよね。

本記事では、視聴者からも特に人気の高いお笑いショーレースを中心に、各大会の概要・特徴・歴代優勝者(2025年最新分まで)・話題となったエピソードをまとめてご紹介します。
まずは、毎年年末の風物詩として圧倒的な注目を集める「M-1グランプリ」から見ていきましょう。

M-1グランプリ

大会概要

年に一度の漫才頂上決戦。出場資格は、結成15年以内で、プロ・アマ所属事務所の有無は問わず、2名以上の漫才師であればOKとなっています。基準は”とにかく面白い漫才”芸人にとっては、「ジャパニーズ・ドリーム」とも言えるM-1グランプリ。熾烈な予選を勝ち上がった9組に敗者復活戦を勝ち抜いた1組を加えた10組の中で、漫才日本一の称号を手にするのはどの漫才師なのか、競います。
そんなM-1グランプリは2001年にスタートし、2011年〜2014年の休止期間を経て、2015年に再開しました。

開催時期

地上波で放送される敗者復活戦、決勝戦は毎年12月に放送され、年末の風物詩となっています。(1回戦、2回戦、3回戦、準々決勝、準決勝、敗者復活戦、決勝という段階があり、この熾烈な争いを勝ち抜いた者が決勝戦にへと進出できる形。)

特徴

少し前述しましたが結成15年以内であればプロ・アマ、そして所属事務所の有無は問わないというところがM-1グランプリのとても大きな特徴として、あるのではないでしょうか。
プロ・アマ、そして所属事務所の有無は問わないということは、誰にでもある日突然、M-1チャンピオンという座を獲得し、人生が一変するという可能性を秘めているわけですから。優勝者には賞金1000万円というのも大きな特徴ですね。まさに優勝したら”人生が変わる”と言えるでしょう。
また、M-1グランプリは審査員に、テレビ業界の第一線で輝く輝かしいキャリアをもつ重鎮たちを集めているというところも、大きな特徴です。具体的に歴代審査員として、若林正恭(オードリー)礼二(中川家)山内健司(かまいたち)塙宣之(ナイツ)博多大吉(博多華丸・大吉)哲夫(笑い飯)柴田英嗣(アンタッチャブル)海原ともこ(海原やすよ・ともこ)石田明(NON STYLE)、富澤たけし(サンドウィッチマン)といった豪華メンバーが挙げられます。
M-1グランプリは、「敗者復活戦が生むドラマ」も大きな見応えの一つです。敗者復活戦で勝ち上がったコンビは、敗者復活戦の会場から、M-1の会場に移動させられて、即漫才を披露しなければなりません。漫才を披露するまで、決勝の雰囲気や空気がわからないという独特の緊張感は計り知れません。ですが過去に、敗者復活戦からM-1チャンピオンになったコンビは存在します。(例:サンドウィッチマン、トレンディエンジェル)ですから、敗者復活戦はどうなるかわからないある意味、出演者たちの最後の一縷の望みに溢れる、無限大の可能性を秘めた戦いと言えるでしょう。敗者復活戦に出場し、勝ち上がればたとえ優勝できなくとも、「M-1ファイナリスト」の称号が与えられるのも、今後の漫才を頑張る糧にもなるのではないかと思います。

歴代優勝者

2001年優勝者:中川家

2002年優勝者:ますだおかだ

2003年優勝者:フットボールアワー

2004年優勝者:アンタッチャブル

2005年優勝者:ブラックマヨネーズ

2006年優勝者:チュートリアル

2007年優勝者:サンドウィッチマン

2008年優勝者:NON STYLE

2009年優勝者:パンクブーブー

2010年優勝者:笑い飯

2015年優勝者:トレンディエンジェル

2016年優勝者:銀シャリ

2017年優勝者:とろサーモン

2018年優勝者:霜降り明星

2019年優勝者:ミルクボーイ

2020年優勝者:マヂカルラブリー

2021年優勝者:錦鯉

2022年優勝者:ウエストランド

2023年優勝者:令和ロマン

2024年優勝者:令和ロマン(大会史上初の2連覇)

2025年優勝者:たくろう

特に話題になった!歴代優勝者

【2001年チャンピオン:中川家】
記念すべき第一回大会にして、ラストイヤーだった中川家。2023年、2024年の令和ロマン同様、ファーストラウンド一番手でのネタ披露でした。当時はM-1の雰囲気が現在とは全く違ったようで、セットも煌びやかな感じではなかったと言います。今とは違い、審査員も全く笑わず、今では当たり前のようになっていますが、審査後にボケたりするような雰囲気でもなかったと言います。また、今では優勝すると直後からマネージャーから電話が鳴り止まないほど、仕事が舞い込むそうですが、この当時は翌日から2日ほど仕事がなく、新聞での扱いも写真ナシの記事だったようです。

【2009年チャンピオン:パンクブーブー】
20001年の第一回大会から出場し、過去5回準決勝まで進むも、決勝進出は今回が初めてだったパンクブーブー。決勝では安定した漫才を披露し、島田紳助さんや松本人志さんら審査員7人全員の満票で、2006年のチュートリアル以来の大会史上2度目の完全優勝を果たしたことで話題になりました。審査で、島田紳助さんが「最終決戦はパンクブーブーがダントツでよかった。体操で言うなら”ノーミス”」と言ったことでも話題になりました。

【2021年チャンピオン:錦鯉】
長谷川雅紀50歳渡辺隆43歳でのM-1グランプリ優勝という、苦節十数年の彼らの芸人人生、このおじさんコンビにようやく光が当たった瞬間に思わず、涙した人も多いのではないでしょうか。月収平均1万円以下の過酷な下積み時代を経て、優勝という栄光を掴んだ錦鯉。長谷川さんはM-1グランプリ優勝の1年前まで普通にアルバイトに行っていたそうで、優勝会見では「去年までアルバイトをしていて、母に電話をするたび、5000円貸して、10000円貸してと言っていた」とも語っているほどの苦労人です。そんな一人間の人生がある日突然、”M-1チャンピオン”という素晴らしい称号と共に変わってしまうのですから、すごいですね。彼らを見ていると、人生は面白い!と感じますし、多くの人に勇気を与えたレースだったこと間違いなしです!

【2023年チャンピオン:令和ロマン】
ファーストラウンドの一番手でネタを披露し、チャンピオンに輝いたことでも話題になっていました。トップバッターが優勝するのは、2001年の「初代」M-1王者中川家以来、22年ぶりでした。最終決戦は、1本のネタで3位だった令和ロマン、2位通過だったヤーレンズ、1位通過だったさや香での戦いとなりましたが、令和ロマンとヤーレンズは「ヤレロマ」としてツーマンライブを開催している間柄だそうで、会見では令和ロマンからヤーレンズさんがウケてるときに今日一くらい感動しました」という話も飛び出しました。このようなあたたかいドラマがあるのも、M-1グランプリの良いところだと感じますね。

【2024年チャンピオン:令和ロマン】
過去最多の1万330組がエントリーしたにも関わらず、見事大会史上初となる大会2連覇を果たし、記録と記憶に刻まれる伝説となった令和ロマン。しかも前回の2023年の大会でも優勝しており、ファーストラウンド一番手でのネタ披露というプレッシャーの中でのこの結果は大変話題となり、SNSなどを席巻しました。また、1本目のネタの冒頭で、「終わらせましょう!」と切り出したことも大変話題となりました。冒頭から流石のコンビネーションで、あの一言で観客の心を一気に掴んでいました。

【2025チャンピオン:たくろう】
2025年大会で第21代王者に輝いたのは「たくろう」過去最多規模のエントリーの中、決勝の大舞台で存在感を示し、ついに頂点をつかみ取りました。2025年大会は、決勝進出者全体の完成度が非常に高く、「近年でも屈指のハイレベルなM-1」として視聴者の間で話題となりました。
ネタの精度・構成力・表現の幅いずれも高水準で、審査が難航する様子が伝わったことも、大会のレベルの高さを印象づけていましたよね。

R-1グランプリ

大会概要

ピン芸日本一決定戦!2002年にスタートし、今年で23回目を迎えます。2024年から芸歴制限が撤廃され、さらに激戦となっています。参加条件は”ピン芸人”ということだけです。優勝賞金は500万円。R-1グランプリの「R」は「落語」のことをさしています。と言うのも、R-1グランプリの第一回目は座布団の上で漫談をするというルールがあったそうなんです。2回目以降は座布団漫談のルールが撤廃され、ネタに制限がなくなりました。幅広いジャンルのピン芸人たちが自分たちのスタイルで自由にネタを披露する舞台へと変わっていったのです。

開催時期

R-1グランプリは通常、2月〜3月上旬に開催されます。

特徴

出場者は落語家や、モノマネ芸人、漫談家、一人コント師だけではなく、普段コンビやグループで活動している芸人、アマチュアでも個人で参加することができます。M-1グランプリの成功に続く形で開催されました。M-1グランプリより応募できる条件のハードルが低くなっており、原則的にオープンな戦いになっていることが特徴です。芸歴が問われないというところが”ハードルが低い”と言われる理由だと思われます。また、「個の意思の強さ」のようなものが感じられるのもR-1グランプリの特徴と言えます。

歴代優勝者

2002年優勝者:だいたひかる

2004年優勝者:浅越ゴエ

2005年優勝者:ほっしゃん。

2006年優勝者:博多華丸

2007年優勝者:なだぎ武

2008年優勝者:なだぎ武

2009年優勝者:中山功

2010年優勝者:あべこうじ

2011年優勝者:佐久間一行

2012年優勝者:多田健二

2013年優勝者:三浦マイルド

2014年優勝者:やまもとまさみ

2015年優勝者:じゅんいちダビッドソン

2016年優勝者:ハリウッドザコシショウ

2017年優勝者:アキラ100%

2018年優勝者:濱田祐太郎

2019年優勝者:粗品

2020年優勝者:野田クリスタル

2021年優勝者:ゆりやんレトリイバア

2022年優勝者:お見送り芸人しんいち

2023年優勝者:田津原理音

2024年優勝者:街裏ぴんく

2025年優勝者:友田オレ

特に話題になった!歴代優勝者

【2022年チャンピオン:お見送り芸人しんいち】
ラストイヤーでの優勝となったお見送り芸人しんいちさん。1人ごとに点数審査が行われ、最高得点を獲得したZAZZYが1位、そして吉住、渡部おにぎり共に同率2位となったしんいちが決選投票を経て、ファイナルステージへ進出しました。ファイナルステージでは、ZAZYとの一騎打ちを制し、悲願の優勝となりました。それ以降というもの、お見送り芸人しんいちさんは、どんな場所にも優勝トロフィーを持っていくことで、話題を集めています。それ以降というもの、お見送り芸人しんいちさんと、ZAZYさんは共演するたんびに言い争っていることでも話題を呼んでいます。

【2025年チャンピオン:友田オレ】
芸歴3年目、23歳(大会開催当時)でR-1グランプリ史上最年少での優勝を果たしたことで話題です。ファーストステージで友田が披露したのは、キャラクター“風間和彦”に扮して歌う「辛い食べ物節」。「苦節42年で、第68回 全日本演歌大賞を受賞したベテラン演歌歌手」という独特の設定を持ち、強烈なインパクトを残しました。

キングオブコント

大会概要

2008年にスタートし、数々のスターを排出してきた”コント日本一“を決める大会優勝賞金1000万を目指して、次世代のコント師たちが繰り広げるコント格闘技です。審査基準は”とにかく面白いコント”。決勝戦は予選を勝ち抜いた10組が競います。

開催時期

キングオブコントは通常、10月に開催されます。

特徴

R-1グランプリ同様、芸歴の制限がないことが特徴プロ・アマも問わず、所属事務所の有無にも関わらず、エントリーできることも大きな特徴の一つです。また、優勝賞金はM-1グランプリ同様、1000万円2022年からオープニングには梅田サイファーさんの各決勝進出者の紹介ラップ曲が使用されているのですが、そのクオリティがものすごく高く、かっこいいのも魅力の一つと言えるでしょう。M-1グランプリもそうですが、決勝の審査員として、松本人志さんやさまぁ~ずさん、バナナマンさん、東京03の飯塚さんといった豪華メンバーが務めていることも特徴の一つです。

歴代優勝者

2008年優勝者:バッファロー吾郎

2009年優勝者:東京03

2010年優勝者:キングオブコメディ

2011年優勝者:ロバート

2012年優勝者:バイきんぐ

2013年優勝者:かもめんたる

2014年優勝者:シソンヌ

2015年優勝者:コロコロチキチキペッパーズ

2016年優勝者:ライス

2017年優勝者:かまいたち

2018年優勝者:ハナコ

2019年優勝者:どぶろっく

2020年優勝者:ジャルジャル

2021年優勝者:空気階段

2022年優勝者:ビスケットブラザーズ

2023年優勝者:サルゴリラ

2024年優勝者:ラブレターズ

2025年優勝者:ロングコートダディ

特に話題になった!歴代優勝者

【2009年チャンピオン:東京03】
決勝進出会見でネタ順1番を引いてしまい、不利な立場からスタートだった東京03だったが、評価の高い「コンビニ強盗」と「温泉旅行」という渾身の2ネタを繰り出し、見事優勝を勝ち取りました。特に2ネタ目は、角田得意のブルースハープ、飯塚のキレ芸、豊本のシュールキャラがそれぞれ冴え渡り、この日唯一の900点台となる953点を獲得しました。準決勝で敗退した芸人たち50組100名が自分の持ち点のうち、ほぼ9点か10点をつけるという文句なしの結果となりました。1本目の時点ではサンドウィッチマンが1位でしたが、東京03の2本目が1000点満点中953点という高得点を叩き出し、逆転優勝を果たしたことでも話題になりました。

【2024年チャンピオン:ラブレターズ】
キングオブコント第1回から挑戦してきた2人は、2011年に初めて決勝に進出しました。その後、2014年、2016年と決勝には進出するものの、惜しくも優勝には届かないという結果が続きました。それでも諦めずに挑戦を続け、5度目の決勝でついに優勝を果たすことができました。
準優勝のロングコートダディとわずか1点差だったことでも話題を呼びました。

【2021年チャンピオン:空気階段】
1stステージでは、SMクラブが火事になるネタを披露し、大会史上最高得点(※審査員5人体制以降)となる「486点」を記録し、華々しく優勝を飾りました。かたまりさんが優勝後の会見で「うれしくて泣いたのは初めて」と語ったのも大変印象的でした。

【2023年チャンピオン:サルゴリラ】
過去最高得点を出して優勝に輝いたサルゴリラ。過去最多の3036組が出場した大会を、史上最年長で制覇という、”記録だらけの勝利”でした。NSC東京9期生のサルゴリラは、囲碁将棋やライス、しずる、ハリセンボンらと同期。前身のお笑いトリオ・ジューシーズの時代からキングオブコントに参加してきたが、決勝へは今回初めての進出でした。ファイナルラウンドで披露した「魚」のコントで爆笑を掻っ攫ったサルゴリラ。
コントの内容は、赤羽演じる球児が児玉演じる監督に、甲子園一歩手前の試合で勝てなかったことを謝罪するシーンから始まります。すると、監督が3年間頑張ってきたと球児を励まし始めます。途中で監督が「お前たちは、”青春“という魚を釣り上げたんだよ!」という、後ほどこのコントの軸にもなる妙な言葉が飛び出します。この先もネタの中で、魚の例えが続いていくのですが、滅多にない新しいネタの種類で新たな笑いをとったと言っていいでしょう。
「青春という魚」というパワーワードの他にも、「監督という魚だぞ」「相手の気持ちを“さかな”でる」「ご家族というお魚」など、大変多くのパワーワードが飛び出しました。次の日には多くの視聴者が〇〇という魚と言って真似をしていたことでしょう。
優勝した翌年の2024年には、キングオブコントのコラボカフェで、「サルゴリラの青春という魚定食」というメニューまで登場してしまうのですから、とんでもない影響力です。

【2025年チャンピオン:ロングコートダディ】
昨年の大会は決勝進出者全体の完成度が非常に高く、「誰が勝ってもおかしくない」と言われるハイレベルな戦いとなりました。
ロングコートダディは、派手さよりも会話の間や演技の自然さ、設定の積み上げで評価を集め、コントとしての総合力の高さを見せつけました。決勝常連として長年結果を残してきた実力派コンビが、ついに“コント日本一”の称号を手にした年として、多くの視聴者に納得感を与えた優勝となりました。

THE W

大会概要

女性芸人の中から一番面白い“笑いの女王™を決定する「女芸人No.1決定戦」。タイトルの「W」はそれぞれ「笑い」「WOMAN」からとっています。2002年のR-1でだいたひかるが優勝して以来、女性のチャンピオンが登場しておらず、女芸人からの熱い要望を受けて開催されたのがきっかけです。
そんな2025年の今年で9回目を迎えるTHE Wは、優勝者に賞金1000万円というのに加え、副賞として、多数の日テレ系人気番組さらに、自身の冠番組の出演が約束されています。歴代王者はこの大会をきっかけに、地上波人気番組はもちろん、映画・ドラマ・海外にまでその活躍を広げています。

開催時期

THE Wは通常、12月に開催されます。

特徴

女性芸人のみの出場というのが大きな特徴ではありますが、プロ、アマ、所属事務所の有無は問わないことも特徴の一つです。また、芸歴、人数、年齢の制限も無し、笑いのジャンルも一切問われません。(漫才でもコントでもOK)まさに”なんでもありの異種格闘技戦」と言えます。

歴代優勝者

2017年優勝者:ゆりやんレトリィバァ

2018年優勝者:阿佐ヶ谷姉妹

2019年優勝者:3時のヒロイン

2020年優勝者:吉住

2021年優勝者:オダウエダ

2022年優勝者:天才ピアニスト

2023年優勝者:紅しょうが

2024年優勝者:にぼしいわし

2025年優勝者:ニッチェ

特に話題になった!歴代優勝者

【2017年チャンピオン:ゆりやんレトリィバァ】
見事、初代王者に輝いたゆりやんレトリィバァ。エントリー総数636組の頂点に立ちました。1本目は、ミスハイスクールコンテストのネタで、対戦相手のどんぐりパワーズに圧勝し、優勝をかけた2本目ではドラえもんになりきって、日常的な愚痴を打ち明けるという斬新なネタで、2位以下にダブルスコア以上の大差をつけて、見事初代王者の栄冠に輝きました。

【2019年チャンピオン:3時のヒロイン】
3時のヒロインのネタは、「Uh Huh」と歌うサビにあわせて立ち位置が向かって左のゆめっちと、立ち位置が向かって右のかなでの二人がダンスを繰り広げるというもので、ネタを披露した後には「アッハーン」がTwitterのトレンド入りを果たすほど話題となりました。
その「アッハーン」で使用された「Uh Huh 」にも注目が集まり、番組放送後には、楽曲のダウンロードが前日比132倍、ストリーミングでは22倍を記録しました。

【2023年チャンピオン:紅しょうが】
5度目の決勝進出でようやく悲願を達成した紅しょうが大会史上最多となる863組のエントリーの中から見事勝ち上がりました。2本共にコントで勝負した紅しょうが、SNSでも紅しょうがの優勝に対し、「やったー!紅しょうがついに優勝!」「(優勝が)決まった瞬間叫びました」「マンパワーがすごくて、文句なしの優勝だったと思う」など歓喜と祝福の声で溢れていました。

【2025年チャンピオン:ニッチェ】
長年第一線で活躍してきた実力派コンビが、ついに“笑いの女王”の称号を手にしたことで大きな話題となりました。決勝では、日常を切り取ったリアルな設定と安定感のある演技力が高く評価され、「完成度が抜けていた」「納得感のある優勝」という声が多く上がりました。
若手の勢いだけでなく、経験に裏打ちされたコント力が評価された大会としても印象的な年となりました。

THE SECOND〜漫才トーナメント〜

大会概要

2023年より開催されているまだまだ新しい大会で、結成16年以上のプロの漫才師たちが渾身のネタでしのぎを削る漫才賞レースです。実力や才能があっても、出場できる賞レースがない為、ブレイクのきっかけが見出せない・・・そんな漫才師たちに”セカンドチャンス”を掴んで欲しいという思いを込めて、フジテレビが立ち上げる新たな大会です。王者の座と、優勝賞金1000万円を手にすべく、白熱の戦いを展開します。審査方式としては、一般審査員100人が採点する1対1のオーナメント方式を採用しています。

開催時期

THE SECONDは、毎年5月に開催されています。
決勝大会は5月中旬〜下旬にかけて生放送されることが多く、春の大型お笑い賞レースとして定着しつつあります。

特徴

最大の特徴はやはり、出場条件の芸歴で、結成16年以上のプロの漫才師に限るということではないでしょうか。また、実力がありながら報われなかった中堅以上の漫才師たちに”セカンドチャンス“を与えるべくスタートした大会ということで、過去に全国ネットの漫才の賞レース番組で、優勝経験があるコンビも参加ができないということも大きな特徴の一つです。

歴代優勝者

2023年優勝者:ギャロップ

2024年優勝者:ガクテンソク

2025年優勝者:ツートライブ

話題になった!歴代優勝者

【2023年チャンピオン:ギャロップ】
2003年12月に結成し、コンビ歴19年ギャロップ。ありふれた日常会話から始まり、徐々に笑いが増幅していくしゃべくり漫才を得意とする2人。5月のグランプリファイナルでは、テンダラー、囲碁将棋、マシンガンズを相手に、展開の異なる3本の漫才を披露し、見事栄冠を勝ち取りました。実力派漫才師を8組撃破し、優勝賞金1000万円と初代王者の称号をつかみとったギャロップの林健さんの「今くすぶってるみんな!夢めっちゃあるよ〜!」と歓喜した言葉も話題になりました。

【2024年チャンピオン:ガクテンソク】
ラフ次元、金属バットを破り、決勝では300満点中の294点を叩き出し、過去最高得点で、ザ・パンチを下して栄冠を手にしました。以前、解散も考えていたこともあったということも、そうした思いも乗り越えて掴んだ栄冠ということで、放送後話題となりました。

【2025年チャンピオン:ツートライブ】
テンポの良い掛け合いと完成度の高いしゃべくり漫才が高く評価されました。この年の大会は僅差の対決が続き、審査結果が最後まで読めない展開となったことでも話題に。
ツートライブは派手な設定に頼らず、漫才そのものの強度で勝ち切った王者として、「THE SECONDらしい優勝」と多くの視聴者から納得の声が上がりました。

アサヒビール スマドリ ダブルインパクト 漫才&コント二刀流No.1決定戦

大会概要

日本テレビ、読売テレビと吉本興業が主催するお笑い賞レース。2025年より開催されているまだまだ始まったばかりの賞レースです。漫才とコントができるお笑い芸人「二刀流芸人」の頂点を決める戦いになっています。

開催時期

記念すべき初回となった2025年大会は、7月に生放送で開催されました。

特徴

優勝者にはトロフィーと賞金1000万円の他に、冠スポンサーであるアサヒビールのスマドリ商品一年分が贈呈されます。また、出場資格は2人以上であることが求められます。プロ・アマは問わず、ユニットでの出場も可能で、芸歴による制限もないです。決勝戦が、「1stインパクト」、「2ndインパクト」の2ステージ制で、全組「漫才4分」と、「コント4分」の両方を披露することもこの賞レースの大きな特徴はないでしょうか。初回はMCがかまいたち、橋本環奈、審査員を千原ジュニア、中川家剛、後藤輝基、塙宣之、田中卓志など豪華メンバーが務めたことでも話題になりました。

歴代優勝者

2025年優勝者:ニッポンの社長

話題になった!歴代優勝者

【2025年チャンピオン:ニッポンの社長】
主戦場である「キングオブコント」では2020年から5年連続で決勝戦に進んでいるものの、あと一歩でタイトルを逃し続けていた”ニッポンの社長“。
放送後、ケツさんも仰っていますが、「未知の大会で全員が手探りな部分もあったと思うんですけれど、漫才とコント両方披露できるという点が、チャンスが一番広くてアピールできる大会やろうと思った。」との通り、多くの芸人さんにも勇気を与えたのではないでしょうか。

まとめ

M-1グランプリ、キングオブコント、R-1グランプリ、THE W、THE SECONDなど、お笑いショーレースは毎年多くのスターを生み出してきました。
特に2025年は、漫才・コントともに完成度の高い戦いが続き、「勢い」だけでなく構成力・演技力・表現の精度が結果に直結する年となりました。
一夜にして人生が変わる可能性を秘めた賞レースは、芸人たちの覚悟や積み重ねが色濃く表れる舞台でもあります。今後どんな才能が現れるのか、引き続き注目していきたいですね。