日本アカデミー賞2026(第49回)ノミネート発表!最優秀賞を全部予想!作品賞〜主演・助演・監督・脚本まで

2026年・第49回日本アカデミー賞の優秀賞が発表され、映画ファンの注目が一気に高まっています。本記事では、優秀作品賞をはじめ、主演・助演・監督・脚本など主要部門を総まとめしながら、編集部による最優秀賞予想もご紹介。『国宝』を中心に話題作が並んだ豊作の一年を振り返りつつ、授賞式をより楽しむための見どころや注目ポイントを解説します。


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先日、ついに日本アカデミー賞優秀賞が発表されましたね!
3月には最優秀賞発表も控える中、ノミネートされた作品の中から大変恐縮ですが、最優秀賞の予想をさせていただきます!(※赤字は最優秀賞予想)

本当に豊作の1年で選ぶことが難しすぎました…2025年にたくさんの感動を与えてくれた全ての映画に感謝の気持ちでいっぱいですね!

それでは早速、優秀賞をチェックしていきましょう!

優秀作品賞

国宝

宝島

爆弾

ファーストキス 1ST KISS

TOKYOタクシー

★注目ポイント

2025年はなんと言っても『国宝』の年!最優秀作品賞はほぼ間違いないのでは…!?

173億円超の興行収入を突破。2003年の「踊る大捜査線 THE MOVIE 2」以来、邦画実写作品として22年ぶりに国内記録を更新するという歴史的な快挙です。

また、歌舞伎の美しいメイクが評価され、米国アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされました。

優秀アニメーション作品賞

劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来

劇場版『チェンソーマン レゼ篇』

ひゃくえむ。

ペリリュー – 楽園のゲルニカー

劇場版『名探偵コナン -の隻眼の残像』

★注目ポイント

国内興行収入がなんと100億円を突破したチェンソーマン。TVアニメ版の最終話(第12話)から繋がるエピソードで、制作はMAPPA、監督は原達矢が担当。

アニメを観ていなくても楽しめる内容となっているのもポイント。

米津玄師の『IRIS OUT』は昨年の紅白歌合戦での話題に。宇多田ヒカルさんコラボのエンディング・テーマ『JANE DOE』も物語を彩っています。

優秀監督賞

内田英治「ナイトフラワー」

大友啓史「宝島」

塚原あゆ子「ファーストキス1ST KISS」

永井聡「爆弾」

李相日「国宝」

★注目ポイント

「100年に一本の壮大な芸道映画」と原作小説を書いた吉田修一をうならせた映画「国宝」。李監督は『フラガール』(2006年)で注目を浴び、その後は『国宝』の原作者である吉田修一の小説を原作とする『悪人』(2010年)、『怒り』(2016年)も監督を務めた。李監督によると、「『悪人』を映画化した後、“歌舞伎役者を題材にした映画を撮りたい”と吉田さんに相談し、そこから吉田さんは『国宝』の執筆に取りかかりました。原作小説が出版された後、私たちは映画化に着手しました」と、制作の背景を語っています。

100年に一本の名作を生んだ李監督の素晴らしさに脱帽です!

優秀脚本賞

内田英治「ナイトフラワー」

奥寺佐渡子「国宝」

福田果歩 「366日」

山浦雅大/八津弘幸「爆弾」

山田洋次/朝原雄三「TOKYOタクシー」

★注目ポイント

『国宝』の脚本家である奥寺佐渡子は「初期の構想だと、6時間の作品になっていました」と、長編小説をいかに映画の尺に絞っていくか苦労を語っています。執筆を進めるうちに吉沢亮演じる喜久雄と、横浜流星演じる俊介の関係性に絞られていったのだそう。原作があるからこその難しさがありつつも、見事映画となった『国宝』。その執筆力に最優秀賞が贈られることを予想します!

優秀主演男優賞

妻夫木聡「宝島」

長塚京三「敵」

松村北斗「秒速5センチメートル」

山田裕貴 「爆弾」

吉沢亮「国宝」

★注目ポイント

主人公・喜久雄を演じた吉沢亮は「僕の今までの役者人生の集大成。僕の代表作となってくれたらうれしい」とコメント。撮影期間を含め、歌舞伎の稽古には1年半を費やし、女形ならではの、腰を落として両膝を軽く曲げてつけるという姿勢に苦労したと言い「その姿勢でいることが本当に大変だった。その状態で踊りも、せりふ回しもすべてを行う。女形の姿勢をキープすることが最初の壁であり、最後まで壁であり続けた」と語っています。

それと同時に、歌舞伎役者は子供の頃から鍛錬を重ねているので、1年半でどうにかなるレベルではないという敬意と、だからこそ自身が“がむしゃらに歌舞伎俳優になろうとする”ことが必要だったと言います。

優秀主演女優賞

北川景子「ナイトフラワー」

長澤まさみ「ドールハウス」

倍賞千恵子「TOKYOタクシー」

広瀬すず「遠い山なみの光」

松たか子「ファーストキス 1ST KISS」

★注目ポイント

借金取りに追われながら東京へ逃げてきた主人公・永島夏希(北川景子)が、2人の子供の夢をかなえるためにドラッグの売人になることを決意し、危険な世界へと足を踏み入れていくヒューマン・サスペンス。

北川景子は2人の子どもを守るために昼夜働きますが、苦しい生活の中ふたりの夢を叶えるためにドラッグの売人になるという役を演じました。子どもたちのために社会の制度からこぼれ落ちていく母親としての姿が光っていました!

優秀助演男優賞

佐藤二朗「爆弾」

田中泯「国宝」

松村北斗「ファーストキス 1ST KISS」

横浜流星「国宝」

渡辺謙「国宝」

★注目ポイント

謎の中年男・スズキタゴサクを演じた佐藤二朗。。爆破予告とクイズを繰り出しながら、刑事たちを翻弄しますが、その不気味さと狂気が強烈なキャラクターを演じました。

作中では1分30秒に及ぶ長ぜりふに挑戦。「1分30秒をワンカットで見せるのって、すごく勇気がいる」と永井聡監督の英断を称え、「(永井監督が)”佐藤二朗の演技で持つ”と判断してくれた」と役者としての喜びを述べています。

優秀助演女優賞

蒼井優「TOKYOタクシー」

高畑充希「国宝」

寺島しのぶ「国宝」

森田望智「ナイトフラワー」

森七菜「国宝」

★注目ポイント

2人の子どもの母親である主人公・夏希(北川景子)のボディガードとなる女性格闘家・多摩恵を演じた森田望智。肉体を徹底的に作り上げる日々で、約半年間に渡る過酷なトレーニングと食事により7キロ増量。本編では格闘シーンも見事に演じました。

主演の北川景子も「森⽥さんがご本⼈と正反対な役にもがきながらも体当たりで向き合う姿を側で⾒ていたからこそ、私も夏希役をやり抜くことができたと思います」とコメントしています。まさに最優秀に相応しいと言えるのではないでしょうか!

【新人俳優賞】

そしてこれからの映画界を担う新人賞も発表されました。

河内大和「8番出口」

白山乃愛「秒速5センチメートル」

中島瑠菜「TOKYOタクシー」

坂東龍汰「爆弾」

松谷鷹也「栄光のバックホーム」

見上愛「国宝」

森田望智「ナイトフラワー」

※原則として映画初出演ではなくとも、主演・助演クラスの大役を演じ、印象を与えた俳優を対象とします。

【その他の部門】

他の部門の受賞者は以下の通りです。

優秀撮影賞

今村圭佑「秒速5センチメートル」

近藤哲地「爆弾」

相馬大輔「宝島」

ソフィアン・エル・ファニ「国宝」

近森眞史「TOKYOタクシー」

優秀照明賞  ※撮影賞に準ずる

上野甲子朗「秒速5センチメートル」

溝口知「爆弾」

永田ひでのり「宝島」

中村裕樹「国宝」

土山正人「TOKYOタクシー」

優秀音楽賞

岩崎太整「TOKYOタクシー」

佐藤直紀「宝島」

原 摩利彦「国宝」

日向 萌「366日」

Yaffle「爆弾」

優秀美術賞

杉本亮/岡田拓他「爆弾」

種田陽平/下山奈緒「国宝」

西村貴志「TOKYOタクシー」

花谷秀文 「宝島」

松﨑宙人「室町無頼」

優秀録音賞

石貝洋「爆弾」

白取貢「国宝」

田辺正晴「366日」

長村翔太「TOKYOタクシー」

湯脇房雄「宝島」

優秀編集賞

今井剛「国宝」

杉本博史「TOKYOタクシー」

瀬谷さくら「8番出口」

西尾光男「ファーストキス 1ST KISS」

二宮 卓「爆弾」

優秀外国作品賞

『教皇選挙』配給:キノフィルムズ

『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』配給:クロックワークス

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』配給:東和ピクチャーズ

『ワン・バトル・アフター・アナザー』配給:ワーナー・ブラザース映画

『F1®/エフワン』配給:ワーナー・ブラザース映画

会長特別賞

※永年にわたり多大なる貢献と顕著な実績をしるし2025年に逝去された映画人に対し与えられるもの(没日順)

いしだあゆみ【併優】3月11日没享年76

仲代達矢 (ナカダイ タツヤ)【作優)11月8日没享年92

原田眞人(ハラダマサト)【監督・脚本】12月8日没享年76 

大谷信義 (オオタニ ノブヨシ)松名誉会長】12月10日没 享年80

特別追悼

※2025年に逝去された会長功労賞受賞者

上田正治 (ウエダショウジ)【撮影】1月16日没享年87

篠田正浩 (シノダ マサヒロ)【監督】3月25日没享年94

吉行和子 (ヨシュキ カズコ)【優】9月2日没 享年90

池広一夫 (イケヒロカズオ)【監督】 10月15日没享年95

まとめ

さて、各部門の優秀賞まとめと、最優秀賞予想をまとめましたがいかがだったでしょうか。授賞式・最優秀賞発表は、3月13日(金)!すでに配信されている作品や、まだ映画館で上映している作品もありますので、できる限り作品をチェックして自分で予想してみると、授賞式をさらに楽しめることでしょう。

ぜひみなさんも予想して授賞式を見届けましょう!